こんにちは、コインパートナーです。11月17日週のイーサリアム(ETH/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。
先週のイーサリアムは、3,000ドルの重要サポートラインを巡る攻防戦が続き、一時2,990ドルまで下落する場面も見られました。
米国景気指数が予想6.0に対して18.7と大幅に上振れし、10年債利回りが4.14%、ドル円が155円台まで上昇したことで、利下げ期待が後退し金利に弱い資産が下落しイーサリアムもその流れに巻き込まれています。
テクニカル面では、日足RSIが30台まで低下し売られ過ぎゾーンに突入していますが、過去には20近くまで下げた局面もあり、まだ本当の底とは言い切れない水準です。
ビットコインが日足の200MAと50MAのデッドクロスを控える中、イーサリアムも連動した下落リスクが高まっています。
今週は特に重要な経済指標の発表が少ない週となりますが、リスクオフムードが継続する中で、3,000ドルの節目を明確に割り込んだ場合、7月の上昇起点である2,500ドル付近までの下落も視野に入れる必要があります。
イーサリアム分析
日足チャート分析

現在、イーサリアムは3,000ドル前後での攻防が続いています。日足チャートを見ると、20日移動平均線、50日移動平均線、200日移動平均線がすべて現在価格の上方に位置しており、明確な下降トレンドを示しています。特に20MAと200MAのデットクロスに続き、50MAと200MAがデッドクロスする可能性があり、これが実現すれば更なる下落圧力となる可能性があります。
日足RSIは現在34付近まで低下し売られ過ぎゾーンに入っています。しかし、過去の下落局面では20近くまで低下したこともあり、現在の水準が底打ちシグナルとは断定できません。むしろ過去の水準を見ると更なる下落の可能性もあるため注意が必要です。
週足チャート分析

週足チャートでは75MAを明確に下回っており、次の目標として200MAが意識されます。過去のパターンを見ると、75MAを割り込んだ後に200MAまで下落するケースが多く見られ、これは約2,500ドル付近に位置しています。
現在の週足RSIは約45付近で推移していますが、チャート上の黄色い丸で示されているように、2022年の大幅下落時にはRSIが25付近まで低下していました。同様に2025年の下落局面でも30を大きく下回る水準まで低下していたことが確認できます。
つまり、「過去のRSIの安値を参考にしても、まだ下げる余地がある」という状況で、現在の45という水準から見ると、下落する可能性が残されています。
今週の理想の注文ポイントについて解説します
理想のショートシナリオ展開
エントリー:3,000USDT割れで売り注文
利益確定:2,500USDTで利確
損切り:3,400USDT上定着で損切り
理想のロングシナリオ展開です
エントリー:2,500USDT割れで買い注文
損切り:2,400USDT下定着で損切り
利益確定:3,000USDTで利確
相場一言アドバイス
3,000ドルサポートとRSIが示す下落余地
現在イーサリアムが攻防している3,000ドルは心理的にも重要な節目ですが、このラインを過信することは危険です。
サポート割れの判断で最も重要なのは終値ベースでの確定です。瞬間的に割り込むことはよくありますが、2日連続で終値が3,000ドルを下回れば、それは明確な下落トレンドへの転換シグナルとなります。さらに、一度割れたサポートラインに再度接近しそこがレジスタンスとして確認されれば、2,500ドルへの下落がより現実的なシナリオとなるでしょう。
RSIの動きも興味深い示唆を与えています。日足RSIは現在34付近で「売られ過ぎ」ゾーンに入っていますが、これで安心するのは早計です。2022年の大幅下落時にはRSIが20まで低下した実績があり、週足RSIも現在45と、まだ中立圏にあります。トレンド相場では「RSI30以下=買い時」という教科書的な判断は通用しません。むしろ売られ過ぎゾーンでの推移が長期化する傾向があることを理解しておく必要があります。
マクロ環境も逆風が吹いています。米国景気指数が予想6.0に対して実績18.7と大幅に上振れし、10年債利回りが4.14%まで上昇しました。この利下げ期待の後退により、「金利に弱い資産」であるAI株とビットコインが同時に売られる展開となっています。ビットコインの日足で200MAと50MAのデッドクロスリスクが高まっていることも、イーサリアムにとって追加の下落圧力となる可能性があります。
相場に絶対はありません。サポートライン、RSI、マクロ環境を総合的に判断し、「3,000ドルは割れない」という思い込みは捨て、リスク管理を最優先にすることが長期的な成功への鍵となります。
