こんにちは、コインパートナーです。9月1日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。
先週のビットコインは、一時7月上旬ぶりの107,500まで下落し、8月上旬から続く調整局面が継続しています。8月14日に記録した124,517ドルの史上最高値から約13%の下落を記録しており、弱気相場への転換点に差し掛かっている可能性があります。
今週(9月1日〜9月5日)は、歴史的に「鬼門」とされる9月相場の本格的なスタートです。過去10年間のビットコインの9月パフォーマンスを見ると、平均で約-3.38%、中央値で-3.12%の下落を記録しており、統計的に最も厳しい月となっています。さらに、既に本格化しているアルトシーズンにより、ビットコインからの資金流出が続いており、下落圧力が強まっています。

ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート

BTCドミナンス日足チャート

今週のエントリーポイント

4時間足チャートでは、短中期MAを明確に下回っており、下落並行チャネル内で推移していることから下降トレンドが確立されていると見れます。現在は107,500のサポートゾーンで反発しており、このサポートライン上を維持できるかどうかが重要な局面です。
日足レベルでは、短期MAをチャートが下に潜る形となり200MAを目指して下落中です。107,500ドルのサポートを割れた場合は日足200MAの105,000ドルまで急速に下落するリスクがあります。特に懸念されるのは、過去の9月パフォーマンスでは月初から中旬にかけて大きく下落するパターンが多く見られることです。9月中旬からは回復傾向が見られますが、特に1週目は下落する傾向が顕著なため警戒が必要です。
週足では、まだまだ長期的な上昇トレンドが継続しています。9月の歴史的な弱さを考慮すると、ここからさらなる下落による本格的な調整局面入りの可能性がありますが、過去データでは、9月に大きく下落した後、10月に大きく反発パターンが見られます。まずは9月に調整し10月以降年末に向けた上昇の力を溜めてほしいと考えています。
以上から、今週は「戻り売り」戦略が有効と考えています。120,000ドルのレジスタンスを上抜けしない限りは4時間MAに抑えられながらずるずると下落すると予想しています。ロングは短期反発狙い以外は警戒していきましょう。
今週の注目指標
9月5日(金)21時30分
8月雇用統計の発表
FRBの金利政策に直結する最重要指標。前回7月は73,000人増と予想を大幅に下回ったため、さらなる悪化が確認されれば利下げ期待が高まる一方、ビットコインにとってはリスクオフの売り圧力となる可能性が高いです。
今週の注目の注文ポイントについて解説します。
- エントリー107,500USDTへの戻りから売り注文
- 利益確定105,000USDTで利確
- 損切り109,000USDT下定着で損切り
- エントリー105,000ドルで買い注文
- 利益確定107,500ドル
- 損切り104,000ドル下定着
相場一言アドバイス
9月相場の季節性について
ビットコインにとって9月は「鬼門」の月として知られています。過去10年間のデータを見ると、9月のパフォーマンスは平均-3.38%、中央値-3.12%と、12ヶ月中最も成績が悪い月です。この理由として、夏場の休暇明けによる機関投資家の利確売り、第3四半期末の決算対応、年末に向けた税務対策などが挙げられます。特に2018年、2019年、2022年の9月は大幅下落を記録しており、今年も同様のパターンに注意が必要です。
一方、10月は「Uptober」と呼ばれ、過去のデータでは平均・中央値ともに約21%の上昇を記録しています。9月の下落を耐えた投資家にとって、10月は大きなチャンスとなる可能性があります。
アルトシーズンの影響
現在のビットコインドミナンスは59%まで低下しており、これは本格的なアルトシーズンが既に到来していることを示しています。ETH、SOL、AVAX等の主要アルトコインが大幅上昇を続けており、投資家の資金がビットコインから流出している状況です。
アルトシーズン中は、ビットコインのパフォーマンスが相対的に劣後する傾向があり、この流れが9月の季節性と重なることで、より厳しい展開が予想されます。
トレーダーの心構え
9月相場では、楽観的な見通しよりも慎重なリスク管理が重要です。過去の統計データが示すように、9月は下落する確率が高いため、無理な押し目買いは避け、むしろ戻り売りや現金比率を高める戦略が有効です。
特に今年は、アルトシーズンが本格化していることで、ビットコインへの投資妙味が相対的に低下している状況です。9月の下落を想定してポジション調整を行い、10月の「Uptober」に備える戦略を検討しましょう。
