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Crypto.comがカナダで暗号通貨登録を取得、CROに追い風か

2025年5月20日 17:24  11月18日 11:46  kishimoto

※この記事には広告・PRが含まれます

2025年5月8日、Crypto.com Canadaはカナダ全土で「制約付きディーラー(Restricted Dealer)」として正式に登録されました。
これにより、同社はカナダ国内で暗号資産関連のサービスを引き続き提供できるようになり、今後の「投資ディーラー」登録およびカナダ投資規制機構(CIRO)への加盟に向けた重要なステップとなります。

カナダにおける規制対応の背景

Crypto.comは2022年8月、カナダ証券管理局(CSA)およびオンタリオ証券委員会(OSC)と「事前登録誓約(Pre-registration Undertaking)」を締結し、カナダ市場での正式な登録に向けた取り組みを開始しました。
それ以来、同社はカナダの証券規制当局と協力し、制約付きディーラーとしての登録要件を満たすための努力を続けてきました。
この登録により、Crypto.comはカナダ国内で暗号資産の取引やサービスを提供する際に、より厳格な規制の下で運営することが求められます。
具体的には、顧客資産の保護、AML(マネーロンダリング防止)対策、レバレッジ取引の制限、ステーブルコインの取扱いに関する制限などが含まれます。

画像を選択するとCSAの公式HPに移動します。

セキュリティとカストディ体制の強化

Crypto.comのカナダ顧客のデジタル資産は、米国ニューハンプシャー州の銀行局によって非預金型信託会社として認可された「Crypto.com Custody Trust Company」によって保管されます。
この体制により、顧客資産の安全性と信頼性が一層強化されます。

グローバルな規制対応と今後の展望

今回のカナダでの登録は、Crypto.comが世界各国で取得している規制ライセンスの一環です。
同社はこれまでに、シンガポールでの主要決済機関ライセンス、英国での電子マネー機関ライセンス、ドバイでの仮想資産サービスプロバイダーライセンス、EUでのMiCAライセンスなどを取得しています。
カナダ市場における今回の登録は、同社のグローバルな規制遵守戦略の一環であり、今後のサービス拡充や新たな金融商品提供の基盤となるでしょう。

変動が想定されるコインとその理由

CRO(Cronos)

影響度

理由
Crypto.comのネイティブトークンです。
ライセンス取得により事業拡大期待が高まり、価格上昇の可能性があります。

下図はCRO(Cronos)の一週足チャートです。

BTC(ビットコイン)

影響度

理由
規制順守による業界全体の信頼性向上に貢献しています。
間接的に主要通貨への安心感を与える可能性があります。

ETH(イーサリアム)

影響度

理由
規制順守による業界全体の信頼性向上に貢献しています。
間接的に主要通貨への安心感を与える可能性があります。
Crypto.comでのETH取引・ステーキング需要増が見込まれますが、直接的影響は限定的でしょう。

USDC / USDT(ステーブルコイン)

影響度

理由
カストディ強化や信託保管体制の明示により、法定通貨連動資産への信頼が増します。
取引量増につながる可能性があります。

まとめ

Crypto.comの制約付きディーラー登録は、カナダの暗号資産市場における重要なマイルストーンです。
これにより、同社はカナダ国内でのサービス提供を継続しつつ、より厳格な規制環境下での運営が求められます。
これは、顧客保護の強化や市場の信頼性向上につながると考えられます。
また、他の暗号資産取引プラットフォームにとっても、カナダ市場での正式な登録が競争力の鍵となるでしょう。今後、カナダ市場における規制対応が進む中で、業界全体の健全な発展が期待されます。

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