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マイクロソフト支援のSpace and Time、ZK技術でメインネット始動

2025年5月16日 16:27  11月18日 11:46  kishimoto

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2025年5月、Microsoftが支援するブロックチェーンプロジェクト「Space and Time」が、ゼロ知識証明(ZK)を活用したデータインフラのパブリック・パーミッションレスなメインネットを正式にローンチしました。この画期的なプラットフォームは、スマートコントラクトがオンチェーン、クロスチェーン、オフチェーンのデータを安全かつ信頼性高く取得・検証できる新たな基盤を提供します。

画像を選択するとSpace and Timeの公式HPに移動します。

Space and Timeとは?

Space and Timeは、MakeInfinite Labs(旧称:Space and Time Labs)によって開発された分散型データウェアハウスであり、スマートコントラクトが外部データにアクセスする際の信頼性とセキュリティを強化することを目的としています。
同プロジェクトは、2022年にMicrosoftのベンチャーファンド「M12」主導で2000万ドルの資金調達を実施し、2024年にはシリーズAラウンドでも追加支援を受けています。

主な特徴:Proof of SQLとZK証明

Space and Timeの中核技術は「Proof of SQL」と呼ばれるサブセカンド(1秒未満)のゼロ知識証明(ZK)コプロセッサです。開発者は、SQLクエリを通じてデータベースにアクセスし、その結果に対する暗号学的証明を取得することができます。
これにより、スマートコントラクトは、改ざんされていない正確なデータに基づいて動作することが可能となります。
この仕組みは、DeFi(分散型金融)やサプライチェーン管理、ゲーム、AIエージェントなど、データの整合性が重要なアプリケーションにとって特に有用です。

エコシステムとパートナーシップ

Space and Timeは、Ethereum、ZKsync、Polygon、Suiなどの主要ブロックチェーンからデータをインデックス化し、分散型のバリデータネットワークを通じて提供しています。
また、Chainlinkとの統合により、ZK証明付きデータをスマートコントラクトに安全に供給することが可能です。
さらに、Microsoft AzureやGoogle BigQueryとの連携により、従来のクラウドサービスとブロックチェーンの橋渡しを実現し、エンタープライズ向けの導入も視野に入れています。

SXTとネットワーク参加

Space and Timeのネイティブトークンである「SXT」は、2025年5月8日にBinanceでの上場と同時にエアドロップが実施されました。
SXTは、ステーキング、バリデータ報酬、データクエリの支払い、ガバナンス投票など、ネットワーク内で多岐にわたる役割を果たします。
テストネット段階では、米国、欧州、アジア、ラテンアメリカを含む30以上のバリデータが参加しており、グローバルな分散性を確保しています。

変動する可能性があるコイン

SXT(Space and Time)

影響度

理由
メインネット正式ローンチとBinance上場で高い注目。ZK証明を活用する中核プロジェクト。エアドロップやステーキング需要で短期的にも高ボラリティが予想されます。

下図はSXTの1週足チャートです。

LINK(Chainlink)

影響度

理由
Space and Timeと統合し、ZK証明付きデータ供給に関与。オラクル技術の応用が拡大するため関心が上昇しています。

ETH(Ethereum)

影響度

理由
Space and TimeがEVM互換チェーンのデータ提供基盤に。スマートコントラクトの高度化とZK技術の採用で間接的恩恵があります。

MATIC(Polygon)

影響度

理由
PolygonもSpace and Timeが統合するブロックチェーンの一つであり、ZK系拡張を積極推進中です。

まとめ

Space and Timeのメインネットローンチは、スマートコントラクトが外部データにアクセスする際の信頼性とセキュリティを飛躍的に向上させるものです。
従来、スマートコントラクトはオンチェーンデータに限定され、外部データの取得には信頼できるオラクルが必要でしたが、ZK証明を活用することで、データの整合性を保証しつつ、より複雑で高度なアプリケーションの構築が可能となります。
特に、DeFiやAIエージェント、トークン化された実世界資産(RWA)など、データの正確性が不可欠な分野において、Space and Timeのようなインフラは今後ますます重要性を増すでしょう。
MicrosoftやGoogleといった大手企業の支援も、エンタープライズ領域での採用を後押しすると考えられます。
今後の課題としては、開発者コミュニティの拡大と、他のブロックチェーンプロジェクトとの連携強化が挙げられます。
しかし、Space and Timeの登場は、Web3におけるデータ信頼性の新たな基準を築く可能性を秘めており、今後の展開に大いに注目が集まります。

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