ナイジェリアで年内にもデジタル通貨(CBDC)発行の動き
ナイジェリア中央銀行(CBN)の関係者であるRakiya Mohammed氏は「すべてのナイジェリア人が使用できる」デジタル通貨(CBDC)を保有する可能性が高いことを明らかにした。
私たちは2年以上にわたり、中央銀行発行によるデジタル通貨の価値を研究しリスクを特定しました。デジタル通貨は中央銀行によって管理されています。デジタル通貨は中央銀行のシステムと紐づいているため、すべての利用者は、サイバーリスクに晒されることになります。
リスクがあるとしながらも、年内にもデジタル通貨を発行する姿勢を見せていると、レポートでは報告されている。
ナイジェリア中央銀行は、デジタル資産は仮想通貨とは根本的に異なるものだと強調する。デジタル通貨は、私的に発行されたビットコインなどとは異なり、あくまでナイジェリアの通貨である「ナイラ」のデジタル版である。
ナイジェリアの行政機関は、ビットコインなどの仮想通貨に対しては、否定的な姿勢を取ってきた。2020年末から2021年2月かけて、送金規制などの問題からナイジェリア国内でビットコインの需要が急速に高まり、外貨不足を招いたことがあった。結果、闇市場が生まれ「ナイラ」の価値が暴落したとして、ナイジェリアの行政機関は仮想通貨取引所や、仮想通貨関連の新興企業を非難した。
2021年5月には、ナイジェリア中央銀行総裁であるGodwin Emefiele氏が「デジタル通貨はナイジェリアでも実現する」と明言している。今回のMohammed氏による発言は、ナイジェリア中央銀行によるデジタル通貨のプロジェクト進行を示唆する2人目の言葉となり、実現の信ぴょう性が高いことをうかがわせる。
しかし、2021年は残り6ヶ月であり、具体的な話がない中で本当に実現できるのか、疑問視する見方も強い。どこまで準備が進んでいるのかは不明だが、実現されれば世界初の事例となる。
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