ビットコイン(BTC)に次ぐ時価総額を誇るイーサリアム(ETH)に迫る危機
イーサリアム(ETH)トランザクションのガス価格が上昇傾向にある。
現在のガス価格は今年4月の約5倍に当たるところ、今後のイーサリアム(ETH)市場にとっての不安材料になり得ると著名アナリストたちは語っている。
ビットコイン(BTC)に次ぐ時価総額を誇るイーサリアム(ETH)だが、徐々に市場に緊張が拡がっている。
ビットコイン(BTC)とは異なる仕組み、「ガス」とは?
ガス価格の決定は、ビットコイン(BTC)のブロックチェーンにおけるトランザクション料金の決定とは異なっている。
イーサリアム(ETH)ネットワークでは、ガスがトランザクションとスマートコントラクトの実行に必要とされている仕組みだ。
それゆえ、ガス価格は動的で、イーサリアム(ETH)の価格からある程度切り離されたものとなっている。
トランザクションで使用されるガスの量はそのトランザクションの複雑さによって計算されており、複雑なものなればなるほど、ガス価格は高騰する。
イーサリアム(ETH)の将来について、著名アナリストらの見解
著名アナリストたちは、イーサリアム(ETH)のガス価格高騰が、長期的にみればイーサリアム失墜の原因になる可能性があると考えている。
先日、Messari社の元製品責任者かつ仮想通貨(暗号資産)アナリストであるQiao Wangは、この件について以下のようにコメントした。
「ETH 2.0が迅速かつ完全に展開されない限り、新たなスケーラブルなブロックチェーンによってイーサリアムネットワークが失墜させられる危険性は十分にあります。10ドルもの取引手数料を支払うのに、決済に15秒間もの時間を要する既存の仕組みでは、ユーザーは不満を抱くでしょう。」
イーサリアム(ETH)は投資対象としても価値低下のおそれ
イーサリアム(ETH)のガス価格の高騰に苦言を呈しているのは、Qiao Wangだけではない。
大手投資会社Exponential Investments社のCIOおよびポートフォリオ管理担当副社長であるSteven McClurg氏とLeah Wald氏らは、イーサリアム(ETH)について、2020年初めに以下のように語っている。
「ガスコストの問題によって、イーサリアムネットワークの外部性に悪影響が及ぶこととなるでしょう。さらに、イーサリアム(ETH)のトランザクションが滞るという事態は、トレーダーにも悪影響を及ぼす。最終的には、(ガス価格の高騰は、)イーサリアム(ETH)の投機的価値をも下げることになる可能性が高い。」
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1) #Ethereum’s network growth metric has rapidly been on the rise since the beginning of 2020, creating 237% more addresses yesterday than it did on Jan 1, 2020 (and ~+200% accounting for rolling averages now vs. then). New daily pic.twitter.com/XXfeBOwT25
— Santiment (@santimentfeed) June 24, 2020
ビットコイン(BTC)に次ぐ時価総額を誇り、スマートコントラクトや汎用性の高さゆえに多方面からの注目を集めるイーサリアム(ETH)だが、まだまだ課題は山積みだ。
将来的にイーサリアム(ETH)は、活躍の場をより一層広めることができるのだろうか?
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この記事は、bitcoinistの「ファンドマネージャーらが、イーサリアム(ETH)への不満を募らせている理由」を参考にしています。
