前回の記事でついに月利150%の達成を発表しました。
12/31~1/13の取引に関して、計7回の取引でわずか1敗という驚異の数字を叩き出すことができました。
今回の記事でも予想は的中の嵐です。
連載に関しては
「1月の記事なんていつまで書いてるんだ??」
という非難の嵐かも知れません…
連載記事がなかなか出ない時、それは2つの理由が考えられます。
1つ目は大学のレポートなどに追われ忙しい時。2つ目は(執筆時点での)取引が上手くいってない時。
そして今回は2つ目の理由です…
取引が上手くいってない時点で、過去の栄光(月利150%)を振り返って記述するのは正直地獄のような苦しみです(笑)
それはまるで昔の偏差値を自慢する痛々しい大学生のような振る舞いを、自ら率先して行う作業に等しいです。
「執筆時点での取引が大して良くないのに」「昔の月利(1月前半:150%)を誇らしげに語る記事を書かなければいけない」という背反する思いに板挟みされた僕がたどり着いた解決策は1つでした。
「現在の取引を成功させ、その間に記事を書きまくること」
そうです。現時点(2/21 10:50)において直近の取引が良かったため、急いで筆を走らせています(笑)
(追記:執筆中に3月に突入すると取引がうまくいかず、現在は地獄のような苦しみの中で筆を走らせています…)
2月・3月の波乱万丈取引はまたいずれお届けいたします。
・題名の日付はポジション保有期間です。
・図中の黒矢印は「プラス収支」を、赤矢印は「マイナス収支」を表しています。
同様に、黒丸や赤丸はそれぞれのエントリーと利確ポイントです。
・それ以外の円については、それぞれ説明をしていきます。
・日本円収支に関しては、僕がBitMEXに資金を移した0.1328BTC=11万円を基準として計算します。ボラの激しいBTC相場変動に左右されない実績を公平に表現するためです。尚、円とドルの換算に関しては現実の相場を反映させます。
・BitMEXで取引を行なっているため、長期ポジションにはFunding手数料がかけられます。収支はそれらを全て合算した値となっています。
(初心者用)
・Lot…
取引量のこと。1万円にレバレッジ25倍をかけた場合、実質25万円分のLotで取引を行なっている。
・エントリー…
売りか買いの注文。売り注文の場合はショートエントリー。買い注文の場合はロングエントリー。
・利確…
利益がある状態で取引を終了した地点。
・損切り…
損をしたままこれ以上の損失を増やさないために取引を終了した地点。
・利益…
結果的にいくらの増減があったのか。資産の変化。
・利幅…
結果的にどの程度チャートの変動を読んだのか。Lot数には関係ない平等な評価対象で、利益とは異なる概念。
例えば❶100ドルLotと❷10,000Lotでそれぞれ①5,000ドルで買い②10,000ドルで売った場合、利幅は②-①の5,000ドル。一方、利益は❷の方が❶よりも100倍多い。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
Lot(取引数) 7,000ドル
エントリー 8,070ドル
利確 8,250ドル
利幅 +180ドル
収支 +0.0192BTC
日本円収支 +15,904円
利益 +8.8%
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
これは先ほどのチャート図の少し前の段階です。
長期トレンドの中で、水色丸から一旦下落し青丸で押し目が殺到していると思われる状況です。
つまり青丸の段階においてロングを入れた層は、水色丸水準(8,300ドル後半)を利確ラインとして視野に入れながらエントリーを行なったことでしょう。
しかし、その後オレンジ丸段階において徐々に価格を落としていきました。
この時、オレンジ丸では
①:水色〜青丸の空白地帯でロングを入れた層の決済
②:①が原因で水色丸水準まで到達しなかったことによって青丸ロング層の不安は高まる
③:②によって青丸ロング層は
(1)オレンジ丸で早めに決済
(2)水色丸水準を諦め、次の上昇で指値決済注文
という行動が連続して発生したと思われます。(少なくとも僕はそのように考えました。)
緑丸の高値がオレンジ丸高値を超えた段階で、上記(2)を確信しました。
更に言えば、オレンジ丸高値で指値決済を入れていた人が多かったため、ロングが売り勢力に負けてしまったと予測しました。
ロング勢力が健在であることは黄色丸の下ヒゲで確認しました。
以上の考えからロングエントリーを行いました。
エントリータイミングは黄色丸少し上の水準です。
確実に上がると思いましたが、下がって押し目を形成することに確信はなかったため、エントリータイミングは少し安全圏に設定しました。
結果的にベストタイミングだったと考えています。
上記の理由から、オレンジ丸水準は確実に超えてくると考えていました。
しかし水色水準のラインを超えるかどうかには自信が持てず、結果的に少し腰の引けた利確になってしまいました。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
Lot(取引数) 7,000ドル
エントリー 8,295ドル
利確 8,380ドル
利幅 +85ドル
収支 +0.0081BTC
日本円収支 +6,709円
利益 +3.6%
先ほどの取引の利確直後です。
「結果的に少し腰の引けた利確」になってしまったことをすぐに反省し、順張りで再エントリー→利確を行いました。
もう少し待てば更なる利益でしたが、むしろ1つ前の取引で早めに利確を済ませてしまった点が反省材料です。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
Lot(取引数) 4,000ドル
エントリー 8,470ドル
利確 8,486ドル
利幅 +16ドル
収支 +0.0002BTC
日本円収支 +166円
利益 +0.1%
水色の丸で囲まれた8456ドルを1つの支持線と見ていたため、再突入をすると予測できた段階でエントリーを行いました。
しかし結果として、これはエントリー理由がイマイチでしたね…
本来であればオレンジ丸での反発でエントリーを行なってもよかったところです。
利確理由も賢明とは言えませんでした。
黄色丸の時点で前回高値を下回り、かつリアルタイムで急激に下落した不安から早めの利確を行いました。
わずかなプラス収支は達成できましたがもう少し待てばより大きなリターンを得られたことを踏まえると、しっかりと損切りラインを設定した上でエントリーを行うべきでした。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
Lot(取引数) 7,000ドル
エントリー 8,521ドル
利確 8,480ドル
利幅 -41ドル
収支 -0.0044BTC
日本円収支 -3645円
利益 -2.0%
緑丸の高値を黄色丸で超えた時点で、ロングメイキングと判断し早々に損切りを行なってしまいました。
リアルタイムで下に動く相場に心が揺れ動いた非常に悪い例です。
青丸で反発を見せたことから、底は厚くせめてそこまで待つべきでしたね…
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
Lot(取引数) 7,000ドル
エントリー 8,503ドル
利確 8,690ドル
利幅 +187ドル
収支 +0.0171BTC
日本円収支 +14,164円
利益 +7.1%
赤線を下抜けしなかった時点で底は厚いと確信し、エントリーを行いました。
途中から「エリオット波動」が描けると思い、修正波の利確を行いました。
ただ、エリオット波動に関してはかなり認識が甘かったですね…
フィボナッチも採用していませんでしたし、勉強不足感が否めません…
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
Lot(取引数) 7,000ドル
エントリー 8,627ドル
利確 8,790ドル
利幅 +117ドル
収支 +0.0147BTC
日本円収支 +12,176円
利益 +5.8%
前回の取引の直後です。
修正波の終わりだと予測した段階でロングを入れました。
利確はB波の高値を超えなかった段階(黄色丸)で、下降トレンドに転じたと予測したために行いました。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
Lot(取引数) 10,000ドル
エントリー 8,789ドル
利確 8,950ドル
利幅 +161ドル
収支 +0.0186BTC
日本円収支 +15,406円
利益 +6.8%
前回の取引ではB波を超えなかった段階で、下降だと思い利確を行いました。
しかしその後はB波を突破しただけではなくA波の高値にも接近。
上昇かもしれないと踏んだ僕は即エントリーを行いましたが、これは少し早かったですね…
結果的にA波高値を上回ることなく下落。しばらく低迷が続きました。
本来の利確目標は9100ドル付近だったので、予想が外れた段階でRR比的にはエントリー直後の上昇で損切りを行うべきでした。
その後はだいぶ待ってしまいましたが、黄色丸の最後で安値を更新したことで損切りしないことを選択。
利確は順調にいかないと予測し、9100から大きく目標をさげ8950で終了しました。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
Lot(取引数) 10,000ドル
エントリー 8,910ドル
利確 9,100ドル
利幅 +190ドル
収支 +0.0224BTC
日本円収支 +18,554円
利益 +7.6%
黄色丸の段階で一気に9100ドルまでいくのでは?と考えました。
結果的にはしばらく膠着を続けてから達成しました。
というわけで長らくお待たせしました。
今回の結果は
1/13時点総資産 0.199BTC
1/1時点総資産 0.2949BTC
収支 +0.0959BTC (+48.2%)
日本円収支(0.1328BTC=11万円と換算) +79,435円
改めて見ると素晴らしい結果ですね。
ですが皆さん、お気づきでしょうか?
前回の取引を加味すると、すでに1月分の成績は140%です。
残り10日で10%しか上がらなかったのでしょうか?
答えは逆です。
次回、100%以上負けます…
一瞬の出来事でした…
次回も乞うご期待!
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