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【相場分析】今週のXRP価格の展望|調整局面も反発の兆し?1.9ドル攻防が生命線

2025年12月2日 20:27  Arai Yu

※この記事には広告・PRが含まれます

こんにちは、コインパートナーです。12月1日週のリップル(XRP/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。

XRPは1日の市場混乱に巻き込まれ、2.2ドル付近から2ドル前後まで下落しました。ビットコインが86,000ドルを割り込み、アルトコイン全体が10%超の下落となる中、XRPも例外ではありませんでしたが、重要なサポートである2ドルを明確に割り込んでいないのは評価できるポイントです。

今週は日銀会合など重要イベントが控えており、XRPは大きな分岐点を迎えています。上値は2.06ドルのレジスタンスを突破してサポートに転換できれば、マクロ環境次第では2.2ドルまでの上昇余地があります。一方、下値は1.9ドルが最終防衛ラインで、ここを割り込むと本格的な下落トレンド入りのリスクが高まります。今週はこの2.06ドルと1.9ドルの攻防が焦点となるでしょう。

リップルテクニカル分析

XRP/USDT 1時間足チャート

現在XRPは2.0ドル付近で推移していますが、目先の重要ポイントは2.06ドルのレジスタンスです。
チャートを見ると、2.2ドルから上の価格帯には厚い取引高が集中していますが、2.06ドルから2.2ドルの間は取引高が薄い真空地帯となっています。

つまり、2.06ドルを明確に上抜けてサポートに転じることができれば、2.2ドルまで到達する可能性があります。ただし、これにはマクロ環境の好転が必要かと思います。
ポジティブな材料が出れば、このレジサポ転換のシナリオが現実味を帯びてきます。

逆に2.06ドルを突破できない場合は、現状の重たい展開が続き、下値を試す可能性が高まります。25MAも上値を抑えており、ここを明確に上抜けない限り、上昇トレンドへの転換は難しいでしょう。

XRP/USDT 日足チャート

日足でも25MAが強く意識されており、現在価格はこのMAを越えられずに推移しており、これは中期的なトレンドがまだ弱気寄りであることを示唆しています。

最も警戒すべきは1.9ドルのサポートラインです。ここは過去に何度も反発してきた最終防衛ラインで、心理的にも重要な節目となっています。
もしこの1.9ドルを明確に割り込んでしまうと、次は1.8ドルまでの下落が視野に入ります。

さらに下落を続ける場合、1.8ドルから1.6ドルの間は取引高が薄い真空地帯となっており、4月の重要なサポートだった1.6ドルまでの下落も視野に入ります。1.9ドルを守れるかどうかが、今週最大のポイントです。

今週の注目指標

12月19日

日銀金融政策決定会合 

植田総裁が利上げを示唆したことで、円キャリートレードの巻き戻しによる暗号資産市場への売り圧力が懸念されています。19日の11時30分〜12時30分頃に結果公表、15時30分から植田総裁の記者会見が予定されており、この時間帯は相場が大きく動く可能性があります。
利上げが決定されれば、リスク資産からの資金流出でXRPには売り圧力。据え置きとなれば、一時的な買い戻しが入る可能性があります。発表前後は大きなボラティリティが予想されるため、ポジション管理には十分注意してください。

今週の注目の注文ポイントについて解説します

理想のショートシナリオ展開

エントリー:2.2ドル付近(日足25MAタッチ後の反発を確認後)
利益確定:2.0ドルから1.9ドルの段階利確
損切り:2.35ドル

理想のロングシナリオ展開

エントリー:2.08ドル(レジサポ転換確認後)
利益確定:2.2ドル
損切り:1.9ドル明確に下抜け

相場一言アドバイス:円キャリートレードとは?

今回の記事で登場した円キャリートレードについて、簡単に説明します。

円キャリートレードとは、低金利の円で資金を借り入れ、それを高利回りの資産に投資して利ざやを稼ぐ取引手法です。
日本はゼロ金利政策を長年続けてきたため、円は世界で最も借りやすい通貨の一つでした。投資家はこの安い円を借りて、米国債や株式、そして暗号資産などに投資してきました。

しかし、日銀が利上げを行うと、円の借入コストが上昇します。さらに、利上げは円高を引き起こすため、投資家は為替差損のリスクにも直面します。この二重の圧力により、投資家は保有しているリスク資産を売却し、円に戻して借入金を返済しようとします。これが巻き戻しです。

暗号資産市場にとって、円キャリートレードの巻き戻しは大きな逆風となります。なぜなら、暗号資産は最もリスクの高い資産クラスであり、投資家が真っ先に売却する対象になるからです。先週の急落も、植田総裁の発言をきっかけとした円キャリートレードの巻き戻しも大きな要因と考えます。

今週、日銀が実際に利上げを決定した場合、さらなる売り圧力が暗号資産市場にかかる可能性が高いため、十分な警戒が必要です。一方で、利上げが見送られれば、一時的に相場は落ち着きを取り戻すかもしれません。いずれにせよ、マクロ経済の動向から目が離せない1週間となるでしょう。


免責事項 本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。暗号資産取引は価格変動リスクを伴います。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。