【相場分析】ビットコイン(BTC)今日の予想｜1時間足ショートと4時間足ロングがぶつかり合う状況。日足のダウの動きが大きなカギ

戦略まとめ

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

上昇シナリオ

結論：本日は4時間買い勢力による一時的な上昇トレンドが発生する可能性がある

先日は米消費者物価指数が予想を下回る結果になり、市場では景気を戻すためにも年内利下げの可能性が高くなると意識され、一時的な上昇トレンドが確認できた。

しかし、その後のFRB政策金利ではパウエル議長を含めた今後の政策金利方針で、年内利下げの回数が1回に低下したことで、株式・仮想通貨市場ではマイナス要因となり、スタートまで戻す展開となった。

先日も伝えたように、このような難しい環境ではエントリーしないという姿勢が非常に大事であることが本日オ値動きで確認できただろう。

今後の上昇トレンドに関しては、現在1時間足は変わらず下落トレンドではあるものの、4時間足は上昇ダウを形成しているため、お互いが睨み合う状況が継続している。

しかし、このような展開では上位足が優勢となることが多いため、1時間足の下向き200MA(69,000ドル付近)までは価格が推移していくと予測する。

この睨み合いの展開で一時的な上昇に参入する場合は、15分などの短期足で分析し、小Lotで入ることをオススメする。

エントリー：15分足チャートが上昇ダウを形成し、それに伴い短期MA2本も拡大の展開になった時(68,500ドル付近)
利確：1時間足下向き200MAで反発されたとき
損切り：エントリー時の直近安値を実体で超えたとき

相場の立ち回り方をチェックする

下落シナリオ

結論：4時間の買い勢力があるものの、日足の下落ダウ形成を意識して200MA(68,700ドル付近)で反発する可能性がある。

現在の1時間足チャートを見てみると、赤矢印のようにきれいな下落ダウを形成しており、次の高値切り下げポイントが下向き80MAと重なりそうな位置にいるため、一度戻してから再度下落トレンドに進んでいくと予測できる。

ただし、今回の相場では1つ懸念点があり、それは「上位足のロング勢が66,350ドル手前で抵抗として待っている」ということである。

4時間足ではきれいな上昇ダウ形成に加えて、上向き200MAでマチマチな展開＝抵抗が強いシグナルを発しており、日足は現在が安値切り上げかどうかのギリギリの位置にいるのだ。

もし、この上位足の買い勢力を意識して上昇トレンドが伸びた場合には、1時間足でのショートエントリーを消滅する。

そのため、今後1時間足で参入を検討する場合は、きちんと戻り売りを形成してから高値切り下げ→直近安値実体越えのタイミングでエントリーできないと損失を負う可能性がある。

※今回の相場状況でのコインパートナーの立ち回り方は、下記のボタンから確認してください

エントリー:下向き80MAにタッチした後に、戻り売りを形成して高値切り下げ→直近安値実体越えした時(67,300ドル付近)
利確：66,350ドルで反発されたとき
損切り：:エントリー時の直近高値を実体で超えたとき

相場の立ち回り方をチェックする

注目ニュース＆相場一言アドバイス

1時間足ショートと4時間足ロングがぶつかり合う状況。日足のダウの動きが大きなカギ

今回の重要経済指標の発表は、利下げへの期待感が上下したことで、多くの投資家が損失を負ったのではないだろうか？

先日も伝えたように、このように重要経済指標が重なり、インフレに関しても市場が不透明感を出している際は、エントリーせずに翌日の相場が安定するところまで待つことが重要になる。

また現在の相場に関しては、これまで仮想通貨市場は上昇への期待が高かったものの、FRB政策金利によって多数の投票権を持つ人たちが年内利下げの回数を1回に減少させたことが、仮想通貨を伸ばしにくくする要因となっているようだ。

現在は、1時間足と上位足の方向性も異なり、本日のUS時間に掛けて相場が下落するようなことがあれば日足のダウブレイクにもなるので、中期的なトレンドが変わる可能性が高い。

そのため、投資家は本日のUS時間に掛けて下落が加速するのか？それとも4時間の買い勢力が一気に戻してくるかによく注目する必要がある。

デリバティブ基本データ

参照：https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC

ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析

参照：https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT

ロングショート比率

参照：https://www.coinglass