ベネズエラのカラボボ当局は電力の供給を停止

ベネズエラのカラボボ州は、登録されている仮想通貨マイニング事業者への電力供給を全面停止したと発表した。全面停止の理由は明らかにされていないが、この問題に詳しい関係者によると、マイニング作業が周囲に深刻な電力不足を引き起こしていることが理由と考えられている。

カラボボ州は、ベネズエラにおける重要なマイニング地域として知られている。マイニングはベネズエラ国内で合法であるが、ベネズエラの仮想通貨監視機関である「Sunacrip」に登録する必要がある。この件の関係者と接触したCriptonoticiasによると「Sunacrip」とベネズエラの国家電力公社は状況を評価するために、近々会合を開くことを予定しており、マイニング事業者が事業を継続できる方法を見つけようとしているという。

しかし、一方で政情不安から政府を信用せず、無登録でマイニングを行う業者も複数いるとされる。今回の措置はすべてのマイニング事業者に対して「Sunacrip」に登録させ、合法的な方法で事業を継続させるための圧力信号とも受け取れる。

今回の措置について、当事者のマイニング事業者は当局と接触するまでコメントをしないと表明している。強い措置を決行した当局とマイニング事業者は、どのような形で折り合いをつけるか、マイニング事業は法に基づいたクリーンな事業になるのか、今後が注目される。

⇩この記事を読んだあなたへのおすすめ⇩

重要ファンダや相場分析レポートはアプリでも好評配信中

>>App Store >>GooglePlay Store >>詳細を見る

この記事は、news.bitcoin.comの「Venezuelan Authorities Shut Down Power Supply to Bitcoin Miners in Key State」を参考にして作成されています。