「ビットフライヤーでFXをやってみたいけど、難しそうでわからない」
そう思っていませんか?
見た目は難しそうなFX取引ですが、実は簡単に始めることができます。
この記事では実際の使い方を画像付きでわかりやすく解説します。
目次
ビットフライヤーのFXはbitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)と呼ばれます。
実際の使い方を説明する前に、まずはFX取引の大まかな特徴を紹介します。
ビットフライヤーのFXは現時点と将来の時点での価格の差で取引をするので差金取引と呼ばれ、現物取引と違って売りから入ることができます。
例えば1BTC=200万円で売り、将来1BTC=180万円に下がった時に買うとします。
そうすると結果的には180万円で買ったものを200万円で売ることができているので、20万円の利益になります。
これが差で取引をするということです。
ですので上昇相場だけでなく、下落相場でも利益を出すことができます。
またFX取引は売りから入れるという特徴の他に、もう一つ大きな特徴があります。
それがレバレッジです。
レバレッジをかけることで、元手の証拠金と呼ばれるお金の何倍もの額の取引を行うことができます。
レバレッジを仮に10倍かけていたら利益も10倍になります。
しかし、もちろんですが損失が出た場合は損失も10倍になります。
ロスカットや追証など暗号資産(仮想通貨)のFX取引について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓
では実際のbitFlyer Lightningの使い方をご紹介します。
まずbitFlyerの口座を持っていない方は、bitFlyerに口座登録しましょう。
bitFlyerの口座に日本円を入金するだけでは、FX取引を始めることはできません。
現物口座からレバレッジ取引で必要になる、証拠金口座に入金する必要があります。
現物口座に入金するには、住信SBIネット銀行が手数料が無料なのでお得です。
住信SBIネット銀行については以下の記事をご覧ください↓
現物口座から証拠金口座に入金する方法をご説明いたします。
まずはbitFlyer Lightningを開いてください。
すると黒ベースのチャート画面になりますので、その画面の左上の横三本線のボタンを押していただくとメニューが表示されます。
その中の「入出金」をクリックしてください。
するとこのような画面になります。
上の画像の黄色枠の「証拠金口座へ預入れる」から証拠金を預けることができます。
証拠金は日本円とビットコインの両方から入金することができます。
現物口座から証拠金口座への送金は手数料は一切かかりません。
また緑色の枠のボタンから証拠金を現物の口座に戻すことができます。
証拠金を預けたら、実際の売買を行うことができます。
bitFlyer Lightningのホーム画面の説明をして行きます。
先ほどの画面からはメニューの「チャート」をクリックすると戻れます。
ではホーム画面の説明をして行きます。
左上の黄色の枠で通貨ペアを選択できます。
以上の4つから選ぶことができます。
先物取引についてはこちら↓
そして右上の赤い枠が資産を表しています。
左から保有しているビットコインの数量、現物口座の資産、証拠金口座の資産を表示しています。
緑枠の上部は取引情報は
を表示しています。
実際の売買は緑の枠で行うことができます。
黄色の枠内のがレバレッジ倍率を示し、クリックすると最大4倍まで変更することができます。
注文の仕方には指値・成行・特殊の三種類あります。
指値注文とは数量と価格を指定して注文をすること、
成行注文は数量だけ指定し取引板にある注文を順にすぐ約定させていく注文のことです。
成行注文では買い注文の時は板で一番安い注文を、売り注文の時は一番高い注文と約定することができます。
しかし取引板にある注文はとても早く変化するので、
特に注文が殺到している時だと取引所で成行注文が処理されるまでの数秒の間に取引板の内容が大きく変わってしまうことがあり、
自分の想定した価格で購入できないことがあるので注意が必要です。
特殊注文は指値注文と成行注文を組み合わせたり他の条件を付け加えたもので上級者向けになっています。
例えばある値段になったら注文を出すというような複雑な注文をすることができます。
続いて青色の大枠のチャートの見方について説明します。
注文キャンセルボタンは、注文履歴部分にある「×」マークです。
もしくは、板上のご自身のオーダーをクリックすることでもキャンセル可能です。
指値注文をして一定期間約定しなかった場合、30 日経ったら自動的に取り消しが行われます。 なお、約定済みのご注文をキャンセルすることはできません。
チャートの見方について説明します。
黄色の枠でチャートのローソク足の期間を変更できます。
赤の枠で最新のチャートに更新でき、緑色の枠で線を引いたりとチャートを分析することができます。
そして青色の枠を押すと全画面でチャートが表示され、下画像のようになります。
画像の右上にあるボタンで指標やオーバーレイなどより詳しくチャートを分析するツールが使えます。
レバレッジ倍率はFX取引の中で一番注目すべきポイントです。
倍率をあげると利益も大きくなりますが損失も大きくなります。
また、下でも説明するロスカットに相場の少しの変化でなってしまう可能性があるため、
初めのうちは低い倍率をオススメします。
追証とは「追加証拠金」の略で、証拠金が損失により、ある割合を下回ると追加しなければならない証拠金のことです。
またbitFlyerの場合、損失が証拠金を下回った場合その不足額も追加しなければならなく借金が発生する可能性もあります。
レバレッジ倍率が高い状態でポジションと逆方向に大きく動いた際には、多額の借金を背負うことになるので注意してください。
再度になりますが、初めのうちは低い倍率をオススメします。
ロスカットとは証拠金が含み損により、ある一定の割合を下回ると取引所によって強制的に取引が決済されるものです。
これは借金を生まないための制度なのですが、ロスカットがあるからといって必ずしも借金を負わないとは限りません。
相場が大暴落し、取引所のロスカットが追いつかない場合では、借金が発生することも十分あり得ます。
また上でも説明したのですが、レバレッジ倍率が高いとその分含み損も大きくなるので、数%下がっただけでロスカットされ強制的に取引が決済される可能性が高くなります。
bitFlyerは、証拠金維持率50%未満でロスカットされます。
bitFlyer Lightningの売買手数料は現時点では無料です。
しかし、FX取引にはスワップ手数料というものが存在し、1日保有するごとに0.04%の手数料がかかります。
ですので長期保有する方は注意が必要です。
スプレッドとは売値と買値の差のことを指します。
bitFlyerの場合、流動性が大きく取引板が厚いのでスプレッドはほぼ0なので、
自分の希望する額で注文をすることができます。
bitFlyerの公式アプリからスマホでも取引をすることはできます。
APIとはアプリケーションプログラミングインタフェース(Application Programming Interface)の略で取引所によって公開されています。
APIを利用するとリアルタイムでのチャートを見たり出入金も自動で行うことができるようになります。
bitFlyerでも現在公開しています。
FXではレバレッジがかけられるため現物よりも多くの注文が入り値段がつり上がることで、FXと現物のビットコイン価格が乖離して(離れて)しまうことがあります。
bitFlyer Lightningでは2018年2月8日からSFD(Swap For Difference)と呼ばれるスワップポイントを設定し、
FXと現物の価格が近くなるような約定をしてくれた人にスワップポイント、つまりはお礼を支払うことで、FXと現物の価格が近くなるように誘導しています。
チャート画面は情報が多く複雑で難しく感じるかもしれませんが、この記事でも説明した通り意外と簡単に取引をすることができます。
ビットフライヤーFXを使って資産を大きく増やしましょう!