「Liskを買ったけどウォレット選びで悩んでまだ開設できていない、早く開設して安心して保管しておきたい!!」とお悩みではないでしょうか?
取引所に置いたままにして不安を抱えることなく、大事な資産を自分で安全に管理できたらいいですよね。
そこで今回はLisk(リスク)に対応したウォレットの中でも安全で使いやすいオススメのウォレットを厳選して紹介します!
また、人によってオススメのウォレットは違います。この記事では大きく3つの目的別に分けて紹介してあるので最適なウォレットがきっと見つかるでしょう。
さらにこの記事ではウォレットを持つべき理由をもう一度おさらいし、ウォレットを持つ際の注意点まで解説しています。
これまでの悩みを解決してウォレットを持ち安全に自分の資産を管理できるようになりましょう!
ウォレットはその名の通り、暗号資産(仮想通貨)を管理する「財布」で他のウォレットに送金する機能も付いています。
ウォレットには
の6種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
暗号資産(仮想通貨)取引所では何度もハッキング被害を受ける事件が起きていて、その代表的な例が2014年に起きたマウントゴックス事件です。当時世界最大の取引所だったマウントゴックス社から大量のビットコインが消失したこの事件は世間を大きく揺るがしました。
最近は暗号資産(仮想通貨)の盛り上がりの影響もあり、暗号資産(仮想通貨)取引所は世界中のハッカーたちがこぞって狙う場所になってしまいました。コインチェックの事件が起きた時は被害に遭った方はもちろん、直接被害を受けなかった方でも取引所に資産を預けたままにしておくリスクを身近に感じたでしょう。
自分のウォレットを持つことでこういった事件に巻き込まれるリスクを回避できるので、セキュリティは格段に上昇します。
取引所に資産を置いたままにするリスクはハッキング被害だけではありません。取引所が資産を持ち逃げしたり倒産したり、急なメンテナンスが入って自由に資産が引き出せなくなるリスクも常につきまといます。このような取引所の信用に関するあらゆるリスクのことを「カウンターパーティーリスク」といいます。
取引所ではなくウォレットで管理することによっていつでも自由に資産を動かすことができ、取引所に対してカウンターパーティーリスクを負うことがありません。
人それぞれの目的によって使うべきウォレットは変わります。例えば頻繁に入出金をする人にペーパーウォレットは向いていませんし、ウォレットに関する知識にまだ疎い人が使いにくいウォレットを使うと操作ミスでセルフゴックスしかねません。
この記事ではウォレットの目的を大きくこの3つに分けました。
特に多額の資産を管理する人はこの中から複数のウォレットを作成して分散管理することをオススメします。
自分のウォレットを目的にあったウォレットをある程度絞ることができたら
の4つの観点からウォレットを検討しましょう。
ウォレットを持ち暗号資産(仮想通貨)を入金したからには秘密鍵を自分で管理しきらなければなりません。セキュリティが高い分、もし秘密鍵を紛失すると自分のウォレットにアクセスできなくなります。万一その秘密鍵が漏洩すると暗号資産(仮想通貨)をごっそり持っていかれる可能性もあります。
ウォレットに関する知識が十分ではないまま秘密鍵を管理するのは大きなリスクになります。
自分のウォレットに関する知識や英語能力などに見合ったウォレットを使うべきでしょう。
ウォレットを選ぶ時、特にウェブウォレット、モバイル・デスクトップウォレットは秘密鍵をオフライン管理しているかかオンラインで管理しているかを必ず確認しましょう。
オンラインで管理しているとどうしてもハッキングのリスクが必ず付きまといます。コインチェックのNEMが流出したのはオフラインで管理がNEMにまだ対応していなかったことが原因でした。秘密鍵管理をオフライン管理しているかそうでないかはウォレット選びで最も重要な観点になります。
また、最近トランザクションの署名に複数の秘密鍵を必要とするセキュリティが強化された「マルチシグ技術」を搭載したウォレットも出現しています。
残念ながら使いやすいウォレットほどこういったセキュリティ面が劣っていく傾向にあるので、自分のリテラシーに合ったこのバランスにも注意しましょう。
特にリテラシーが十分ではない初心者の方はここを1番に重視するべきでしょう。ウォレットのセキュリティの高さと使いやすさ・利便性は相反することが多いです。、ウォレットに仕組みを深く知るまでは直感的な操作で使えるものを選ぶべきです。
また、取引を頻繁に行う場合も利便性・使いやすさは重視して選ぶべきです。
セキュリティを重視するがあまり操作ミスでセルフゴックスしては本末転倒なので、とにかく自分の目的に合ったものを選ぶことが重要です。
基本的にウォレットはダウンロードして無料で利用できるものが多いですが、物理的な物体として販売されているセキュリティの高いハードウェアタイプのウォレットは有料です。
自分の保有資産を安全に管理するのにお金を掛ける価値があるのか、しっかり考えましょう。
Lisk nano walletはPCのローカル環境にダウンロードするタイプの「デスクトップウォレット」です。このウォレットはLisk公式によってリリースされているので信頼度は高いです。また、このウォレット内だけで*voteをすることができます。
使い勝手はとてもシンプルで見やすく、初めてウォレットを開設する方でもある程度リテラシーがあれば十分に使うことができるでしょう。
2018年4月現在、Lisk(リスク)に対応したハードウェアウォレットが存在しないこと、Liskの使いやすいウォレットの中でvoteを行えるのはLisk nano walletのみであることを踏まえ、今回コインパートナーはLisk nano walletの利用を推奨します。
*Lisk(リスク)にはvoteという仕組みがありこれは一言で表現すると「投票」です。まず、Liskを持っている人たちの中で投票が行われ、取引の承認者を誰にするのか、ということを決定します。そして、選出された承認者がブロックを生成することができる、という仕組みです。選出された承認者は投票してくれた人に次も投票してもらえるように報酬を支払います。これを放置したまま行うことができるのでとてもお得です。
種類 | デスクトップウォレット |
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セキュリティ | 高い |
使いやすさ | 使いやすい |
価格 | 無料 |
機能 | Lisk(リスク)の入出金/vote/履歴の閲覧・アドレスの作成 |
対応通貨 | Lisk(リスク) |
Lisk Paper Walletは秘密鍵を紙に印刷して保管するペーパーウォレットです。ペーパーウォレットは完全にインターネットと切り離して管理するので、ハッキングのリスクがゼロになります。ただ、媒体は「紙」なので紙やインクの経年劣化で解読ができなくなってしまったり、印刷した紙の置き場を忘れてしまうことも十分に考えられます。
また、普段のLisk(リスク)での決済や送金入金などにはあまり向いていないので多額のLisk(リスク)を長期保有でホールドしたい方にオススメです。
種類 | ペーパーウォレット |
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セキュリティ | とても高い |
使いやすさ | やや使いづらい |
価格 | 無料 |
機能 | なし |
対応通貨 | Lisk |
Lisk Wallet by FreewalletはFreewalletが提供する非公式モバイルウォレットです。もちろんiPhone・Android両方に対応しています。
外出先でもウォレットを操作する方や頻繁に入出金をする方にはとてもオススメなウォレットです。ただ、これもケータイを紛失したり水没したりするとセルフゴックスしてしまうので全ての資産をここに入れたままにするのはリスクが高いので避けたほうがいいでしょう。
種類 | モバイルウォレット |
セキュリティ | 普通 |
使いやすさ | 使いやすい |
価格 | 無料 |
機能 | Lisk(リスク)の出入金/履歴の閲覧/アドレス作成 |
対応通貨 | Lisk(リスク) |
bitFlyer取引量、資本金、ユーザー数3つで日本一を誇る、国内最大手の取引所です。最近Lisk(リスク)はbitFlyerに上場したことで1日で65%以上の暴騰を記録し話題になりましたね。
マルチシグ技術をどこよりも早く導入し不正ログイン対策などにも万全の対策を敷いていて、国内最大の取引所にも関わらず2018年4月現在未だ目立ったハッキング被害が起きていません。約41億円と公表されている高い資本金が厳重なセキュリティに裏付けされています。
このように取引所としてウォレットのセキュリティは高いものにはなっていますが、倒産や内部犯行で資産を失ってしまうカウンターパーティーリスクはあります。
種類 | 取引所ウォレット |
セキュリティ | 普通 |
使いやすさ | とても使いやすい |
価格 | 無料 |
機能 | Lisk(リスク)の入出金/取引所の利用 |
対応通貨 | BTC/ETH/ETC/LSK/MONA/LTC/BCH |
これまでLisk(リスク)のウォレットをいくつか紹介してきましたが今回はオススメのウォレットの一つであるLisk nano walletについてウォレットの作成方法や送金方法について解説します!
Lisk nano walletはLinux版、Mac版、Windows版が用意されているので該当するものをダウンロードしましょう。
新しくデスクトップウォレットを開くと、次にこの画面が出てくるのですでにウォレットを持っている方はログイン、持っていない方は「NEW ACCOUNT」をクリックしましょう。今回は新しくウォレットを作る場合を解説します。
ウォレット作成の処理が終わると12単語のパスフレーズが表示されます。これは本当に大切なので厳重に控えておきましょう。
次の画面で12単語のこのフレーズの穴埋めでログインを行います。
これでウォレットの作成は完了です。続いて送金方法を解説します!
次にLisk nano walletにLisk(リスク)を送金します。今回はbitFlyerから送金します。
画面上のボタン「RECEIVE LSK」をクリックして入金アドレスとQRコードを表示させます。
「COPY ADDRESS TO CLIPBOARD」をクリックしてアドレスをクリップボードにコピーします。そのままbitFlyerにアクセスして横バーから「入出金」をクリックしましょう。
次にLSKを送付する画面に移動します。
アドレスを登録する際、任意のラベルを入力する欄があります。今回は「sample」で行いましたが自分のわかりやすいラベルを入力しておきましょう。
数分で送金が終わるので少し時間が経った後、Lisk nano walletで着金を確認してみましょう!
次に送金方法についてです。上の「SEND」をクリックします。
「Recipient Address」に送金先のアドレスを入力し、「Transaction」に送りたい数量を入力します。
また、Liskの送金には0.1LSKの送金手数料がかかります。
この後、送金処理が完了したら緑色のsuccess画面が表示されます。
ウォレットを使い始め、使い慣れてきた頃が一番多くウォレットの操作でミスを起こしがちです。本当に些細なミスでも大切な資産が全部吹っ飛んでしまいます。
本当にやらかしてしまってからでは遅いので起こしやすいミスのパターンはあらかじめ覚えておきましょう。
例えばデスクトップウォレットの場合、PCが破損してデータが飛んでしまったりするとウォレットにはもうアクセスできません。ウォレットのファイルはバックアップを別のハードディスクに取っておき、そのハードディスクは盗難で第三者に復元されたりしないためにも厳重に管理するようにしましょう。
Lisk(リスク)を送金するのにイーサリアムクラシックの送金画面から送金してしまったり、ビットコインをイーサリアムのアドレスに送金してしまうケースです。
コインにはそれぞれアドレスに特徴があり(ビットコインは1か3でアドレスが始まる、など)それをある程度頭に入れておくとミスが減るかもしれません。
winnex +出金申請に関して《重要》
先日出金申請しましたが今のところ着金無しです。明日か明後日には届くと思うけど。
申請時に、送金アドレス間違えたんだけど……アドレス間違いはお金が戻って来ないらしい‼って?(゜ロ゜)
自分の目で確かめてから、また報告します— 渚楓 (@kaede_nagisa8)July 5, 2017
早とちりで大切な資産を失わないようにするためにも送金手続きは落ち着いて安全に行いましょう。
長期保有者がやってしまいがちなミスがこれです。長期間ウォレットにログインしていないままだとパスワードやウォレットのアドレスを忘れてしまったりメモ書きを紛失してしまう可能性が上がります。
ウォレットのパスワード・アドレスを忘れると永久にウォレットにアクセスできず、資産を引き出すことができません。
特にあまりウォレットにアクセスしない人はウォレットのパスワードやアドレスは厳重に管理するようにしましょう。
いかがでしたか?
今回はLisk(リスク)の保管に向いたウォレットを紹介し、Lisk nano walletの使い方、ウォレットを使うときの注意点も解説しました。ここで今回紹介したLiskの保管に最適なウォレットをもう一度おさらいしておきます。
自分にあったウォレットを見つけ、大切な資産は自分で安全に管理しましょう!