2020年第2四半期、リップル(Ripple)社が、パートナーシップ提携先のMoneyGram社にXRPインセンティブ合計1,510万ドルを支払っていたことが明らかになった。

これは、前四半期の1,600万ドルからやや減少する結果となった。

 リップル(Ripple)社のXRPインセンティブは約15.9億円、MoneyGram社へ

今週木曜日、MoneyGram社は2020年の第2四半期の収益報告を行い、リップル(Ripple)社からXRPインセンティブによって1510万ドル(約15.9億円)の支払いを受けていたことが明らかになった。

このうち、630万ドル(約6.7億円)は関連する取引およびトレーディング費用によって相殺され、純利益は880万ドル(約9・3億円)相当だという。

MoneyGram社は、リップル(Ripple)社からの上記支払いを、単純収益ではなく「市場開発費」と「反対費用」に分類して計上している。

リップル(Ripple)社はかつてから、リップル社が提供するソリューションを利用する企業に対し、その規模や種類、優先順位等に応じてXRPインセンティブを与える形態をとっている。

MoneyGram社は、ODL(XRPを介す送金プロダクト「On-Demand Liquidity)を活用した外国為替取引を提供しており、同プラットフォームを介して行われる取引量等に基づいて、リップル(Ripple)社からXRPインセンティブを受け取る。

このXRPインセンティブについて、MoneyGram社の広報担当者は、以下のように説明した。

「我々は、外国為替市場に流動性をもたらしていることに基づいてXRPを受け取っている。市場にODLを活用した外国為替取引を提供することで受け取るXRPインセンティブは、いわば“市場開拓手数料”だと認識している。そのため、我々はリップル(Ripple)社から受け取ったXRPを保有しておらず、受け取ったXRPはすぐに販売している。」

リップル(Ripple)社とMoneyGram社は20196月にパートナーシップを提携し、その後はMoneyGram社によるクロスボーダー決済プロセスの一環として、XRPが外国為替決済等への積極的な活用に利用されている。

両社のパートナーシップ契約は、20237月に満期となるが、今後も引き続きXRPを含む仮想通貨(暗号資産)市場に大きな影響をもたらすこととなりそうだ。

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この記事は、The block cryptoの「2020年第2四半期のリップル(Ripple)社は、MoneyGram社にXRPインセンティブとして1,510万ドルを支払っている。」を参考にしています。