LitePayが2月26日にサービス開始と発表

LitePay社(本社:米サンフランシスコ)は2月13日に公式ツイッター上で「2月26日にライトコインの決済サービスLitePayを開始予定」と投稿しました。既にBitPay社がビットコインによる決済サービスを提供していますが、ライトコインの決済サービスはLitePayが初となります。ライトコインの価格は2月14日、15日の2日間で16000円→24000円へと50%の急上昇を見せました。

ビットコイン決済サービスBitPayと今回のLitePayの仕組みはほぼ同一で、どちらも支払いで受け取った暗号資産(仮想通貨)を瞬時に法定通貨に変換、銀行口座に送金することが可能です。

詳細なLitePayの概要は以下の通りです。BitPayと共通する機能がほとんどとなっています。

・商品に支払う代金をライトコインで送る/受け取ることができる

・受け取ったライトコインをウォレット(マルチシグ対応)に保存できる

・ライトコインはそのまま法定通貨に変換し、銀行口座に送金できる

・ライトコインのデビットカードを提供予定

・手数料は1%(クレジットカード決済は通常3%程度)

・2月15日現在はベータ版、26日にサービス開始予定

 

ライトコインの仕組みを押さえておこう!解説はこちらから↓

目次ライトコイン(Litecoin)とは?ライトコインのチャート分析!ニュース・相場からみる最新価格推移ライトコインの問題と今後の将来性は?コインパートナーの見解ライトコインの仕組み・特徴ライトコインのここが凄い!ライトコインのメリットライトコインにはこんなデメリットも・・・?!【ライトコインの入手方法】オススメの取引所3選【ライトコインの保管方法】おすすめウォレット4選ライトコインのQ&Aライトコインまとめライトコイン(Litecoin)とは? ライトコイン(Litecoin)とは、2011年ビットコインのソースコードをもとに作られた暗号資産(仮想通貨)(アルトコイン)の一種で、特徴としては「ブロック生成速度が速い」「発行量が多い」ことが挙げられます。また、暗号化アルゴリズムもビットコイン(Bitcoin)と異なるものを利用していることで知られています。 ライトコインのチャート分析!ニュース・相場からみる最新価格推移 2018年2月7日現在のライトコインのチャートは以下のようになっています。今回はコインマーケットキャップを使用しています。 3月末ごろから価格が上がり始め、5月上旬、6月下旬、9月上旬に大きく上昇、その後大きく値を下げていることがわかります。それらの原因などについて見ていきましょう。 Segwit(セグウィット)の結果によって高騰 まず、5月上旬の高騰について見ていきましょう。これが起きたのは、5月11日に導入されたSegwit(セグウィット)が背景にあります。Segwitは、取引のサイズを小さくすることで1つのブロックに収納できる取引の数を増やす技術で、これによってスケーラビリティが大幅に向上しました。これを受けて、ライトコインに対する期待が高まり、価格の上昇に繋がりました。   Segwit(セグウィット)とは?仕組みやメリット、知らないとヤバい情報を教えます!ビットコインを語る上で外せないsegwit。技術的な話でよくわからない、色々な専門用語が出てきてよくわからない、そんなことを思っているあなた!segwitを砕いてわかりやすく説明します!知っておくべき用語の1つなので必見です!!続きを読む   ビットコインへの不安と、BitStampへの上場

ビットコインウォレット・決済サービス「BitPay」とは?↓

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Litecoin Cashハードフォークの噂も、真相は不明

同2月13日には一部の独立した開発者らが、「Litecoin Cash」のハードフォークをブロック数1371111(2月19日付近)に実施すると発表しました。「Litecoin Cash」開発者らは、「ブロック生成速度を2.5分/ブロックに引き上げることによる高速化」を目指すとしています。

この動きに対し、ライトコインの創設者Charlie Lee氏は「今回のハードフォークはライトコインチームによるものではなく、スキャムに注意するべきだ」とツイッター上で発言し、絶対に秘密鍵などの情報を渡すべきではない、と警告しています。

よくあるスキャムの手口を確認してしっかりと予防策を取りましょう!↓

目次スキャム(scam)とは暗号資産(仮想通貨)のスキャム手口スキャムの対策スキャムについてのQ&Aスキャムまとめ スキャム(scam)とは スキャムとは詐欺・ペテンを意味します。暗号資産(仮想通貨)は誰でも簡単に参入でき、なおかつ匿名性も高いことから、残念ながらスキャムが横行してしまっているのが現状です。そのうえ、手口にもいろいろあり、常にスキャムには警戒しなくてはいけません。 中国ではICO規制が2017年9月に行われましたが、スキャムICOが横行したことがその一因になりました。 暗号資産(仮想通貨)のスキャム手口 暗号資産(仮想通貨)のスキャムにはどのような種類のものがあるのか、紹介していきます。 スキャムICOコイン これは暗号資産(仮想通貨)関連のスキャムでおそらく最も多いパターンです。 前提知識として、ICO(initial coin offering)は事業の発案者がトークンを発行し、上場前に出資者にそれを買ってもらうことによって資金を確保するという出資形態です。 このICOの際に、事業者がもっともらしいことを言っておきながら資金調達後いつまでたっても実行しない、というスキャムがあります。 このときに発行されたICOコイン(トークン)は、その価値を下支えするものが一切ないわけですから、当然価値をもちません。 事業者は資金を丸々持ち逃げ、というわけです。 スキャムICOが横行しすぎると、中国のようにICO全体を規制する法律が発効される可能性もあり、暗号資産(仮想通貨)市場全体に悪影響を与える手口と言えます。 ICOとは?暗号資産(仮想通貨)を用いた新たな集金方法!参加方法やおすすめ案件を解説!今世界で大注目の新しい資金調達の方法であるICOですが、実際にどうやって行うのか、またどうやって参加するのか、メリットやリスクはなんなのか、わからない方も多いかと思います。そんなICOについて解説してみました。続きを読む   クラウドマイニング クラウドマイニングとは、マイニング業者に金を支払うことで自分の代わりにマイニングしてもらう、というサービスです。 このサービスを行っている業者、詐欺でないところもあることにはあるのですが、マイニング費用だけ掠め取って支払いはゼロ、という手口のスキャムが非常に多いのが現状です。

 

コインパートナーの見解


将来的に決済サービスに広く用いられうるポテンシャルを期待されていたライトコインにとって、今回のLitePayによるサービス開始は非常に喜ばしいものだと言えそうです。通常時の送金時間10分程度、送金手数料200〜300円程度のライトコインがビットコインに代わる決済手段として受け入れられる可能性は十分に大きいものでしょう。

一方、「Litecoin Cash」のハードフォークに関しては、情報の信憑性が微妙なため、実施の有無についてはあまり信用しすぎないほうがいいかもしれません。もちろん、自分のライトコインウォレットの秘密鍵は誰にも渡さないことが大切です。


 参考:cryptocoinnews, businessinsider, LitePay



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