暗号資産(仮想通貨)投信を販売するグレイスケール社の代表が機関投資家はアルトコインへの関心を強めていると明かした。

同社はビットコインを含む複数通貨に一括で投資できる商品を開発しており、今後もアルトコインへの資金流入は増えそうだ。

ビットコイン以外の通貨に資金の3分の1が投資されている

暗号資産(仮想通貨)の投資信託を提供する米グレイスケール社の販売・事業開発部門責任者レイハネー・シャリフ・アスカリ氏がYouTubeチャンネルBlockTVのインタビューに応じ、7-9月期にアルトコインへの関心が大きく高まったと語った。

7-9月期に投資された総資金は約2.5億ドル(約270億円)だったが、その3分の1がアルトコインに流れた。

対象となったのはイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)、イーサリアムクラシック(ETC)、ホライズン(ZEN)。

4-6月期の流入割合は25%、1-3月期は1%だったことに比べるとアルトコインへの関心が徐々に高まっていることが分かる。

投資額の84%を機関投資家が占めており、多くはヘッジファンドだという。

氏は「投資家が新しい資産クラスを積極的に受け入れるトレンドが形成され始めた」と見ている。

グレイスケール社は暗号資産(仮想通貨)版インデックスファンドともいえる複数通貨をミックスした証券を開発。販売の認可を受けた

今後アルトコインへの資金流入経路がさらに広がると予想され、アルトコイン価格を下支えする要因になりそうだ。

 

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