アップルがゴールドマンサックスと共同開発している「アップルカード」では、暗号資産(仮想通貨)を購入できないことが明らかになった。
ロイター通信によると、シティグループとJPモルガン・チェースは以下のように述べている。
「暗号資産(仮想通貨)は非常に価格が不安定である。そのため、アップルカードを用いて暗号資産(仮想通貨)を購入した人々が、返済できないほどの債務を負ってしまう恐れがある。」
直近1か月間のビットコインの価格変動性(ボラティリティ)はおよそ4.88%、イーサリアムの価格変動性はおよそ5.28%と、暗号資産(仮想通貨)の価格変動幅は非常に大きい。
これまでも暗号資産(仮想通貨)の価格変動性は、暗号資産(仮想通貨)が今後より広く利用されていく上での大きな課題だと唱えられ続けてきた。
今回アップルカードでの暗号資産(仮想通貨)購入を禁止としたのも、暗号資産(仮想通貨)の価格変動リスクを避けるための判断である。
暗号資産(仮想通貨)の価格変動性という課題が解決に近づけば、暗号資産(仮想通貨)の実需は今後ますます高まっていく。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta