先週のリップル相場は弱気一筋で、厳しい展開が続いていた。
ファンダメンタル的にも、りそな銀行がリップル技術搭載の決済アプリとの連携を打ち切るなどあなり良いニュースは続かなかった。
今週の出来事についてはこちらを参考にしてほしい。
今週1週間も界隈をざわつかせる大きなニュースが相次いだ。特に中国での暗号資産(仮想通貨)マイニング禁止を検討するという報道に対しては、市場の不安を大きく揺るがした。
ここからはリップルの相場をテクニカル分析を用いて確認していく。
(参考 TradingViewの{XRPUSD}チャート 1時間足)
14日20時現在のリップル価格は0.328ドル(36.74円)。先週の同時刻と比べて-9.6%の大幅下落となっている。
4月に入ってからのリップルは大幅上昇と大幅下落を繰り返している。
今週は下落のターンであり、11日の朝に-7%程度の大幅下落が起きてしまった。
現在も相場は弱気となっており、オレンジライン(④0.331ドル:37.08円)と黄緑ライン(③0.318ドル:35.62円)で形成されるレンジ相場を推移している。
【今週の予想レンジ】
0.301ドル(33.72円)~0.375ドル(42.01円)
(参考 TradingViewの{XRPUSD}チャート 4時間足)弱気の地合いが続いていることから、底値を更新しに行く動きがあると考えられる。しかし底値が固いため再度反発することが予想され、安値更新とはならない予想だ。
まずは現在推移しているレンジの下端黄緑ライン(③0.318ドル:35.62円)を割れるかどうかに注目だ。
ここを割れると2017年から機能している赤の超長期レジスタンスラインまで下落することが予想される。
もしそのまま下落が続くようであれば、次は直近安値青ライン(①0.301ドル:33.72円)まで下落するであろう。
底が固いことから今週にこのラインまでも明確に割っていくような下落はないと考えている。
一度黄緑ラインを割りに行く動きがあると予想していることから、まずは黄緑ラインで反発できるかに注目したい。
大きく反発することができれば、そのままオレンジライン(④0.331ドル:37.08円)を突破するように上昇していくであろう。
上昇の勢いが続けば、水色ライン(0.354ドル:39.66円)・最大で黒ライン(0.375ドル:42.01円)まで上昇すると考えている。
ファンダメンタルズも併せて確認したい方はこちらの記事を参考にするとよい。
今週1週間も界隈をざわつかせる大きなニュースが相次いだ。特に中国での暗号資産(仮想通貨)マイニング禁止を検討するという報道に対しては、市場の不安を大きく揺るがした。
ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 yosuke_kida