今週のビットコインには良いニュースが飛び交った。
なかでもビットコインのハッシュレートが4ヶ月間で過去最高水準になったことは、市場にとても良い影響を与えうる。
さらにBitMex CEOアーサー氏が年末BTC価格を100万円と予想するなど、長期的には価格上昇は期待できそうだ。
しかしながら、 市場にはまだその影響はでていない。
暗号資産(仮想通貨)の今後左右する、先週の重要ニュースまとめはこちらからご覧いただきたい。
今週1週間は暗号資産(仮想通貨)市場にとって、いいニュースが絶えない週であった。市場に大きな変化は見られないが、長期的にみて価格に影響を与えそうなニュースが多い印象だ。
ここからはテクニカル分析を用いて、ビットコイン相場を検証していこう。
(参考 TradingViewの{BTCJPY}チャート 1時間足)
24日20時現在のビットコイン価格は437,500円。先週同時刻と比べて-1%の価格下落となっている。
ここまでビットコインは紫のサポートライン(④)に沿いながら、中期上昇チャネル内を推移していた。
しかし21日深夜にかけて暴落したことで、オレンジライン(⑤44万円)を割ってしまい、現在は下落の地合いが強くなっている。
高値も切り下がっており、短期足で見るとディセンディングトライアングルを形成しいて、かなり弱気相場となっている。
【今週の予想レンジ】
39万円~46万円
(参考 TradingViewの{BTCJPY}チャート 4時間足)
紫ライン・オレンジラインをブレイク、短期足ディセンディングトライアングルを形成ことから、今後は下落していく可能性が高いと考えている。
下落のシナリオとしてはまず中期下降チャネルの下端付近での攻防に注目だ。
もしそのラインを割れたときには、次は青ライン(②41.1万円)まで下落していくであろう。
下落の勢いが止まらなければ黄色ライン(①39万円)まで落ちてしまうであろう。
上昇のシナリオとしては、再度44万円を突破できるか注目である。
そこを抜ければ中期上昇チャネルの上端までは上昇するであろう。
もしそこを抜けることができれば、次はピンクライン(長期レジスタンスライン)・水色ライン(⑥46万円)まで上昇するだろう。
注意すべき点としては、未だに大暴落の可能性も残したチャートになっていることに注意したい。
「空売りのダイヤグラム」の構造を未だにたどっていることから、今後は大暴落が起こる可能性も否定できない。
現在ビットコインは「かなり危険な状態」にあるといえる。空売りのダイヤグラムと言われる大暴落の典型の形を形成しながら値動きをしている。ここからの展望を徹底検証する。
ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。
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著者: CoinPartner 編集部 yosuke_kida