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バイナンス、「Binance AI」を正式展開|保有資産分析や音声アラートに対応

2026年10月13日 16:02  Arai Yu

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バイナンスは10月12日、無料のAI取引支援インターフェース「Binance AI」を英語圏ユーザー向けに正式展開した。約15万人が参加した9月7日開始のベータテストを経ての提供となる。The Blockによると英語圏の全ユーザーが対象で、バイナンス公式は対象ユーザーへの段階的な提供を進めているとしている。

Binance AIは生成AIを使って、利用者の経験レベルや関心、保有資産などに応じて画面構成や表示する情報を変える。前日の損益と主要保有資産の動きをまとめるパフォーマンス要約や、保有銘柄の値動きが大きい場合のAI分析、価格変動を知らせる音声アラートなどを提供する。

市場情報をまとめる「Market Brief」はテキストと音声に対応し、4時間ごとに更新する。初めて利用する商品ページなどでは、AIが機能や内容を説明する「Smart Tooltips」を表示するほか、選定された投資家やトレーダーの資産配分を確認できる「Master Trade」も備える。

利用者は表示するウィジェットを変更でき、暗号資産だけでなく伝統的金融を含む市場情報やニュース、データを自身の関心に合わせて確認できる。バイナンスは、初心者には簡潔な説明や案内を、取引経験のある利用者にはより詳しい市場データや商品別の情報を表示する設計としている。

プロダクト担当バイスプレジデントのジェフ・リー氏は、市場が複雑になる一方、それを理解するためのツールはより使いやすくなるべきだとの考えを示した。共同最高経営責任者のリチャード・テン氏も、AIを活用して金融情報へのアクセスと理解のハードルを下げる方針を示している。

Binance AIは情報提供や取引判断の支援を中心とする機能で、自動売買を行う「Binance AI Pro」とは別サービスとなる。AI Proでは自然言語で指定した取引アイデアから自動売買ワークフローを構築し、ペーパートレードや実運用につなげる機能を提供する予定で、今後数週間以内の開始を計画している。

画像:Shutterstock

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