暗号資産(仮想通貨)市場は10月4日から5日昼にかけて小幅に上昇しました。5日午後1時30分時点でビットコイン(BTC)は8万5655ドルで期間0.94%高、イーサリアム(ETH)は2703ドルで0.73%高、リップル(XRP)は1.50ドルで0.86%高です。
5日朝に米株先物の取引が始まると買いが強まりましたが、BTCは8万7000ドルの手前で押し戻され、昼にかけて上げ幅を縮めました。
ビットコイン、週明けの買い戻しで8万6000ドル台まで上昇|建玉は2時間で2000BTC超が減少
ビットコイン、8万7000ドルを前に反落

BTC/USDT 4時間足チャート
ビットコインは4日6時10分に8万4558ドルまで下げたあと、日曜の間にじわりと値を戻しました。5日7時に米株先物の取引が始まると上げ足を速め、10時30分には8万6999ドルまで上げています。
ただ、8万7000ドル前後で押し戻されるのは9月22日、23日、10月2日に続いて4回目です。昼過ぎには売りに押され、8万5485ドルまで下げました。4時間足では20期間移動平均の8万5201ドルを上回っています。
イーサリアム、一時2740ドルまで上伸

ETH/USDT 1時間足チャート
イーサリアムは5日7時台にBTCを上回る1%あまりの上げとなり、8時20分に2740ドルをつけました。ただ2日の高値2777ドルには届かず、昼には2700ドル近くまで戻しています。
4時間足では20期間移動平均の2700ドルとほぼ同じ水準で、日曜からの上げ幅はBTCより小さくなりました。
リップル、1.53ドルを高値に伸び悩む

XRP/USDT 1時間足チャート
リップル(XRP)は4日7時に1.48ドルまで下げたあと持ち直し、5日10時30分に1.53ドルまで上げました。BTCと同じ時刻に高値をつけ、その後は昼にかけて1.50ドルまで押し戻されています。
2日の高値1.55ドル台は遠く、4時間足では20期間移動平均の1.50ドルとほぼ同じ水準にあります。
利上げ観測の後退が支えも、上値は重く
2日の米雇用統計は雇用者数が2.9万人増と、予想の9万人を大きく下回りました。10月の利上げ確率は金曜時点で約23%と1週間前の約64%から下がり、5日の東京市場では日経平均がFOMCでの据え置き期待から7万円台を回復しています。
5日7時に米株先物の取引が始まると、先物市場で売り持ちの買い戻しが入りBTCを押し上げました。月曜朝のBTCはナスダック100先物と最もよく連動し、先物が10時30分ごろに天井をつけると、BTCも8万7000ドルの手前で売りに押されました。
今夜のISM非製造業と8日のFOMC議事要旨に注目
本日23時に9月のISM非製造業景況指数が発表され、予想は55.7です。上振れなら利上げの見方が再び強まり、下振れなら買いが入りやすくなります。8日3時には、利上げを決めた9月会合のFOMC議事要旨が公表されます。
BTCは8万7000ドルを上抜けて9月22日の高値8万7396ドルに迫れるか、ETHは2740ドル、XRPは1.53ドルを再び試せるかが焦点です。
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