デリバティブ分散型取引所Zeta Marketsが新たなL2ソリューションである「ZX」を立ち上げる

デリバティブ分散型取引所Zeta Marketsが、分散型デリバティブ取引の変革を目的としたレイヤー2ソリューションであるZXの立上げを発表した。これは2025年初頭に開始される予定であるという。

今回の動きについて、Zeta Marketsの創設者Tristan Frizza氏は、以下のように説明している。

「Zeta Xの目標は、分散型取引のパフォーマンス基準を再定義することにあります。Solana で分散型金融の限界を押し広げることが、Zeta Marketsの次のマイルストーンです。Solana のレイヤー1の固有の強みと、専用のL2のパワーを活用することで、ZXはトレーダーにスピード、効率、セキュリティの面で比類のない体験を提供します。」

ZXは、Solanaで楽観的ロールアップ戦略を採用し、ゼロ知識証明を追加して、オンチェーン決済を保証する。データの可用性とオフチェーンのマッチングエンジンのためにSolanaのメインネットを利用することで、ZXは、自己管理や透明性などのオンチェーン取引の利点を備えた集中型取引所のようなパフォーマンスを提供する。

ライトペーパーでは、ZXが「1秒あたり最大10,000件」のトランザクションを処理し、10ミリ秒未満の確認を実現できることが強調されている。これにより、ワンクリック取引及び最大50倍のレバレッジが可能となる。

なお、今後の流れとしては、2024年第2四半期にコアアーキテクチャ開発、2024年第3四半期にテストネットの立上げ、2024年第4四半期にセキュリティ監査、2025年第1四半期にメインネットの立上げが予定されている。段階的な展開と教育イニシアチブを伴うZXの開発マイルストーンに今後も注意を払っていきたい。

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この記事は「Zeta Markets unveils appchain ZX built on Solana infrastructure」を参考にしています。