【相場分析】ビットコイン(BTC)今日の予想｜先日の上昇による乖離を意識した価格調整が見られる展開

ビットコイン半減期後の上昇展開を予測

多くの投資家から注目を集める「ビットコイン半減期」から約1か月が経過したが、現在の相場は上昇トレンドが継続していくのか？それとも再度、安値を付けるのかについて解説していく。

結論から言うと、下記の画像からもわかるように「ビットコインは既に、半減期後の安値を付け、今後は長期的に上昇していく可能性が高い」

先月の記事でも説明したように、これまでの半減期後の過去データを見てみると”半減期後は2週間以内に安値を付け”その後は強い上昇トレンドが継続していく”ことがわかる。

それを踏まえて、今回の半減期後の値動きを見てみると、半減期後は下落トレンドが継続して11日後に安値を付け、その後は上昇トレンドとなり、5月20日には4時間足の3MAが買い優勢のテクニカルになっていることがわかる。

この動きによって1時間・4時間・日足などの上位足チャートは全て買い優勢の展開となり、200MAとの価格乖離を意識した価格調整が少し見られるものの、多くのトレーダーは買いを強く意識していることが予測できる。

このように上位足チャートのMAが全てロング優勢の展開となっていると、相場としては上位足トレンドを下落に戻すことの方が困難と考えられるため、ここから再度安値を付ける可能性は非常に低い。

今後、半減期後の大きな価格上昇を狙っていきたい場合は「日足の最高値ライン72,700ドル」を実体越えすることが大きなカギとなり、実際にこれが確認できた際にはUS時間に掛けても多くの投資家による買いが集中する展開となるだろう。

もちろん現在の上昇トレンドを意識して、現時点でエントリーすることも検討できるが、明確かつ大きな価格時yぉう翔を狙いたい場合は、上記のラインまで到達するまで様子見することをオススメする。

戦略まとめ

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

BTC/USDT1時間足チャート

上昇シナリオ

本日の相場は、先日の上昇トレンドが一服し、200MAとの価格乖離を意識した一時的な下落トレンドが確認できる展開となった。

ここまでで一時的な下落があったものの、上位足チャートは引き続きロング優勢の形となっており、今後は重要な水平線＋MAの2つでうまく反発が機能する展開になる可能性が高いだろう。

今回のテクニカルでは、ロングでのエントリーが検討できるポイントが2つある。1つは先日から伝えているように真上の抵抗線71,240ドルを実体越えした後の押し目形成時だ。

もう1つの期待値が高いエントリーポイントは69,000ドル付近での反発→ダウ形成→安値切り上げからの高値越えのポイントだ。

このポイントは、転換ライン＋1時間足80MA(赤ライン)＋4時間の20MA(青ライン)の3つが重なっているため、ショート勢の決済ポイントとして機能し、その後に反発する可能性が高いと見ている。

エントリー：71,240ドルを実体で超えた後に、押し目を形成したとき71,300ドル付近 / もしくは、69,000ドルをタッチ後に反発し、ダウを形成したとき(70,000ドル付近)
利確：日足最終抵抗72,700ドルで反発されたとき
損切り：エントリー時の直近安値を実体で超えたとき

下落シナリオ

本日は200MAとの価格乖離を意識して、一時的に下落トレンドで価格を戻す展開が確認できた。

しかし、直近の展開ポイントでショート勢の決済が進んだことにより、現在はまちまちの展開が続いている。現在のチャートは上昇トレンドを優勢とする展開となっているため、価格乖離を意識した売り勢は決済ポイントを短い位置に設定し、相場状況に非常に敏感になっていることも確認できる。

このように、売り勢力が引き続きいるものの、あまり大きな下落幅はとれないため、すぐに決済を行うトレーダーは多いようだ。

今後の展開として、価格乖離を意識した下落トレンドが発生する可能性は低いので、71,240ドルでの反発後の小値幅を狙ったショートエントリーが狙える。ここでのエントリーを狙うトレーダーはできるだけリスクを少なくすることをオススメする。

エントリー:水平線71,240ドルで反発された後に短期足で戻り売りを形成したとき(70,700ドル付近)
利確：69,000ドルで反発されたとき
損切り：:エントリー時の直近高値を実体で超えたとき

注目ニュース＆相場一言アドバイス

先日の上昇による乖離を意識した価格調整が見られる展開

本日の注目ファンダニュースは「イーサリアム現物ETF承認の期待感」と「トランプ元大統領が仮想通貨に対して、再度の好感発言をした」ことの2つが注目されている。

特に、SECによるイーサリアム現物ETFに関する申請書類関連のニュースは引き続き多くの投資家が注目しており、今後も仮想通貨市場を大きく変動させる要因になりかねない。

これまでは、アメリカ経済の不信感などからリスクオフ・オンが発生し、現在もそれらに対しる警戒感はあるものの、これにイーサリアム現物ETF承認も含まれてきたため、今後は時ｙぉう翔が優勢ではあるものの、多く期変動する可能性が高いので、投資家は最新のファンダに注目する必要がありそうだ。

本日のイーサリアム現物ETFに関するニュースをまだ書くんんしていない方は下記の記事を読んでみてください

スタンダードチャータード、今週中にSECがイーサリアムETFを承認すると予測

スタンダードチャータード、今週中にSECがイーサリアムETFを承認すると予測 スタンダードチャータードのデジタル資産リサーチ部門の責任者であるジェフ・ケンドリック氏は、米国証券取引委員会（SEC）が5月24日までにスポットイーサリアム（ETH）上場投資信託（ETF）を承認すると予測している。

   

デリバティブ基本データ

参照：https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC

ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析

参照：https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT

ロングショート比率

参照：https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio