破産申請前はビットコインマイニング大手企業のひとつであったコア・サイエンティフィックが、2022年12月の連邦法第11章申請からの脱却に向けて、新たに5,500万ドルの株式募集を完了したことが明らかになった。
今回の動向に関して、コア・サイエンティフィックのCEOであるアダム・サリバン氏は以下のように語った。
「今回の調達の成功と、DIP(保有債務者)ファイナンスで以前に引き出した金額の全額返済の結果、当社は流動性が強化され、当社の成長計画では、執行を継続する強力な立場で1月にチャプター11から脱却する予定です。」
コア・サイエンティフィックは、再編が完了し支払能力が回復すれば、NASDAQに再上場する予定だ。
なお、コア・サイエンティフィック社の2023年11月の最新財務報告書によると、同社は総額23億ドルの資産と5億5,900万ドルの負債を保有しており、その結果貸借対照表には17億ドルを超える価値の株主資本が存在することになる。また、コア・サイエンティフィックは先週、3,500万ドルの保有債務者(DIP)融資を全額返済したことに続いて、新たな資金が投入されている。
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この記事は「Core Scientific emerges from bankruptcy, secures $55 million in new financing」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta