会話型AIサービス「ChatGPT」を提供している米OpenAIが、CEOのサム・アルトマン氏の辞任を発表した。
同社の後任の暫定CEOには最高技術責任者であるミラ・ムラティ氏が就任したとのことだ。
米OpenAIが取締役会による審議プロセスを経て、サム・アルトマンCEOが辞任したことを発表した。
同氏が共同設立した仮想通貨プロジェクトであるワールドコイン(WLD)の価格は、辞任のニュースを受けて約6%下落した。
WLDは東部時間午後3時30分頃、2.03ドル(約303円)で取引されていたが、アルトマン氏の辞任のニュースが伝えられると、一時1.87ドル(約280円)まで価格を落とした。
(参考 TradingViewのWLDUSDTチャート 1時間足)
今回の辞任について同社は、アルトマン氏と取締役会とのコミュニケーションが取れていなかったことを指摘している。
そのため取締役会は同氏の責任能力に支障をきたしているとの結論に達し、OpenAIをリードし続けることは不可能だと判断したようだ。
また、今回のアルトマンCEOの辞任とともにグレッグ・ブロックマン氏が取締役会会長を辞任することも発表された。
同氏は引き続き同社に留まり、CEO直属となるようだ。
なお、人工知能が全ての人に利益をもたらすことを使命に2015年に非営利団体として設立された同社は、ガバナンスや監視を維持し、取締役会は過半数がOpenAIの株式を保有しない独立社外取締役で構成されている。
そして今後は、ミラ暫定CEOの下でこの使命に取り組んでいくと同社は述べている。
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この記事はTHE BLOCKの「Worldcoin price drops 6% after Sam Altman unseated as OpenAI CEO」を参考にして作られています。
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著者: CoinPartner 編集部 atsusi