ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏が、ビットコイン現物ETFの申請企業に対してSECがアドバイスを行ったと述べている。
この報道後、ビットコインは一時800ドル(約12万円)以上の上昇を見せた。
米証券取引委員会(SEC)がビットコイン現物ETFのローンチを目指す企業に対して助言を行ったと、ブルームバーグETFアナリストのエリック・バルチュナス氏が指摘している。
同氏はSECが申請企業に申請書類の修正を行うよう要求したと述べている。
SECのトレーディング&マーケット部門は今週、ビットコインETFの19b-4について取引所と協議し、ETFが(現物拠出型ではなく)金銭拠出型で作成することを望むと助言しており、今後数週間で修正を行うよう求めている。
これは予想外のことではないが、それでも良い兆候だ。
Hearing chatter SEC’s Trading & Markets engaged w/ exchanges this week on spot bitcoin ETF 19b-4s, is advising them they'd like the ETFs to do cash creates (vs in-kind), and has asked them to get in amendments in next couple wks. This isn't unexpected but good sign nonetheless.
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) November 17, 2023
同氏は金銭拠出型にすることで、ビットコインを扱うことができないブローカー・ディーラーが未登録の会社やサードパーティの会社を使う必要がなくなるため、ブローカー・ディーラーにとっては制約が少なくなると指摘している。
同氏によると金銭拠出型での申告を予定していたのは2、3社だけで、残りは現物拠出型での申告を希望していたようだ。
また、今回の助言がETF承認の大きな要因になるようなものではないが、SECが納得する道筋がついたことは良い兆候であると述べている。
一方で、同じくブルームバーグのETFアナリストのジェームズ・セイファート氏は、「何も画期的なことがなく変わらないが、物事は前進している」と語っている。
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この記事はCryipto Brieifingの「SEC Advises Bitcoin ETF Firms on Cash Creations to Address Broker Concerns」を参考にして作られています。
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著者: CoinPartner 編集部 atsusi