タイのサイバー犯罪捜査局が、仮想通貨の詐欺容疑で外国人5名を逮捕したことを発表した。
当局の発表によると、被害者は少なくとも3280名に上るという。
現地メディアのバンコク・ポスト紙が、当局によって中国出身の4名とラオス出身の1名を仮想通貨詐欺の容疑で拘束したと報じた。
今回の事件は昨年11月に被害者から詐欺の届け出があり、サイバー犯罪捜査局が大規模な捜査を行った。その結果、5名の容疑者の逮捕に至ったようだ。
容疑者らは、「bchgloballtd.com」という仮想通貨投資プラットフォームを通じて、高リターンを約束するという手法で投資家を勧誘したとされている。プラットフォームでは、金やUSDTなどの資金を注ぎ込むよう誘導したようだ。
報告書によると、5人全員がマネーロンダリングやコンピュータシステムへの虚偽データ入力の罪などに問われている。さらに、サイバー犯罪捜査局の調査によって、容疑者らが他の詐欺プラットフォームに関与していることが発覚した。
今回の被害者は少なくとも3280名に上り、当局は5億8,500万バーツ(約24億円)もの資金を押収した。
タイ当局はコンピューター犯罪に懸念を抱いており、中でも約70%を占めているフェイスブックに危機感を募らせている。
そのため先月には、メタ社がフェイスブックに蔓延している詐欺広告に対策を講じていないとして、閉鎖を求める裁判所命令を要請する予定であると述べていた。
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この記事はBeInCryptoの「Thai Authorities Detain Five Foreigners Over $76 Million Crypto Scam」を参考にして作られています。
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著者: CoinPartner 編集部 atsusi