イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏のX(旧Twitter)のアカウントがハッキングされたと発覚した。
オンチェーンアナリストのZachXBTによると、すでに69万ドル(約1億円)以上の被害が発生しているとのことだ。
ヴィタリック・ブテリン氏のXアカウントがハッキングされ、詐欺リンクが投稿されていると、同氏の父親であるディミトリ・ブテリン氏が報告している。
この投稿は無視してください。
どうやらヴィタリックはハッキングされたようです。
彼はアクセス回復に取り組んでいます。
Disregard this post, apparently Vitalik has been hacked. He is working on restoring access. https://t.co/2fjM0GhvIa
— dima.eth (@BlockGeekDima) September 9, 2023
同氏のアカウントの投稿では、イーサリアムの次期アップグレード「デンクン(Dencun)」の中心となるプロト・ダンクシャーディングの到達を祝うと主張しており、無料で利用可能な非代替性トークン(NFT)を配布するリンクを掲載していた。
この投稿でハッカーは、リンクを踏んだユーザーにウォレットを接続するように誘導し、接続したユーザーの資金を転送するように設計していたようだ。
現時点では投稿は削除されたものの、オンチェーンアナリストのZachXBTは69万1,000ドル(約1億円)以上が不正に流出したとして警告している。
なお今回のハッキングに関して、Xのユーザーはブテリン氏のセキュリティの甘さが被害に繋がったと主張したが、ZachXBTはブリテン氏の知名度の高いため、様々なハッキングの被害に遭いやすいと擁護している。
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この記事はCointelegraphの「Vitalik Buterin's X account hacked, draining $691K+ from victims: Report」を参考にして作られています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 atsusi