中国共産党がブロックチェーン・仮想通貨に係る違法行為に警告、規制当局が対応へ

中国共産党が、海外の電気通信・ネットワーク詐欺グループに対し厳重な警告を発し、違法・犯罪行為に対応するためにあらゆる手段を講じると述べた。

同党は、詐欺グループがブロックチェーン、メタバース、仮想通貨、人工知能などの新技術や新フォーマットを利用して人々を騙し危害を加えていると発表し、「電子詐欺センターの排除と閉じ込められた人々の救出に向けて関係国と協力する」と説明した。

また、かかる発表の数日前に総会を開催した中国中央政法委員会は、体系的な管理、法による支配、源泉地での管理の原則を遵守し、海外の電気通信やネットワーク詐欺、その他の違法・犯罪行為を防止することを勧告している。

同委員会は、「海外の電気通信及びネットワーク詐欺グループがこれを利用して、高額報酬の勧誘員を装って一般人を詐欺​​行為に誘い込み、脅迫し、人々の安全を損なう暴力的な拘束や人身売買などの一連の闇のセクターを生み出している」とも言及している。

また、同委員会は、現在の一般的な法執行モデルから教訓が得られ、海外の電気通信及びネットワーク詐欺と闘うための正規化された協力メカニズムの確立を模索する必要性を強調していた。

さらに、詐欺グループが犯罪ツールを最新化するために使用するブロックチェーン、メタバース、仮想通貨、人工知能などの新技術や新フォーマットの監視を強化するとも説明されており、中国当局によるブロックチェーン・仮想通貨に係る動きに注目が集まる。

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この記事は「China Issues a Public Statement Regarding Cryptocurrencies」を参考にしています。