今週水曜日、ビットコイン(BTC)のマイニング難易度が2.18%の上昇を記録し、過去最高水準に達した。
より具体的には、マイニング難易度の測定値はブロック高さ794,304で52.35兆となっており、これは前回調整時たる6月1日における3.4%の上昇に続くものである。
一般的に、ビットコインのマイニングの難易度は、より多くのマイナーがアクティブになるにつれて上昇し、ネットワーク上のトランザクションの検証と引換えにビットコインの報酬を求める競争が激化する。難易度が高くなるほど、マイナーがチェーン上のブロック全体を確保する可能性が低くなり、その結果、マイナーの収益性が低下する可能性がある。
マイニングの難易度の調整は、マイニングに使用される計算能力のレベルであるハッシュレートの変化と相関している。
ここ最近のビットコイン難易度の変化に関連して、発電事業者と協力してビットコインマイニング事業を展開するデジタル電力最適化部門責任者のアンドリュー・ウェバー氏は、以下のように説明した。
「ビットコイン難易度はハッシュレートの上下に追随し、ハッシュレートはビットコインデータセンターの構築と運営の全体的な収益性によって左右されるのです。ビットコインのスポット価格が上昇すれば、マイナーにとって利益が増えることを意味します。」
なお、Blockchain.comのデータによると、水曜日のビットコインのハッシュレートも毎秒約392.6エクサハッシュとなっており、6月1日の前回調整時に記録された375.4エクサハッシュから増加している。
トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!
この記事は「Bitcoin mining difficulty rises 2.18% to record amid increasing competition among miners」を参考にしています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 kenta