デジタル決済会社Strike、ライトニングネットワーク基盤サービスをメキシコへ拡大

デジタル決済会社Strikeが、ライトニングネットワークベースの国境を越えた決済サービスを、米国からの最大の送金市場であるメキシコに拡大している。同社によると、メキシコの人々が海外から受け取る送金総額の約95%を占めているという。

プレスリリースによると、同社のサービス「Send Globally」は6月14日からメキシコで利用可能になるという。
これは、ベースネットワークよりも安くて高速なトランザクションを提供するように設計されたビットコインブロックチェーンの第2層の支払いシステムであるライトニングネットワーク上で実行される。

そして、同サービスを利用して国境を越えて送金された米ドルは、受取人の銀行口座にペソとして受け取ることができるという。

また、先週、StrikeのCEO兼共同創設者であるジャック・マラーズ氏は、同社がサードパーティのサービスプロバイダーを廃止し、保管業務を社内に移したと述べた。この新しいサービスは、エルサルバドルにグローバル部門の本社を設立してから1か月も経たないうちにラテンアメリカでの存在感を高め、65か国以上に拡大した。

一連の動きについて、同社はリリースにて以下のように説明した。

「Strikeのメキシコへの拡大は、1,200万人のメキシコ系アメリカ人にとってより良い代替手段をもたらします。高額な手数料やイノベーションの欠如に悩まされている人々に向けて国境を越えた決済サービスを提供します。」

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この記事は「Strike Expands Lightning-Powered Cross-Border Payments to Mexico」を参考にしています。