香港警察が新たなメタバースプラットフォーム「Cyber​​Defender」を発表

香港警察のサイバーセキュリティ部門が、Web3とメタバースに関連する潜在的な危険性について一般の人々を教育するために設計された新しいメタバースプラットフォームである「Cyber​​Defender 」を立ち上げた。

同局の声明によると、香港警察サイバーセキュリティ・テクノロジー犯罪局(CSTCB)は、テクノロジー犯罪防止に焦点を当てた「デジタル時代の今後の課題」に国民を備えるための新しいメタバース プラットフォームを発表したという。

サービス開始と同じ日に、プラットフォーム上で「Exploring the Metaverse」と呼ばれるイベントが3つの仮想会場にまたがって開催され、メタバース内の犯罪防止戦略について話し合った。

このイベント中、CSTCBの主任検査官であるIp Cheuk-yu氏は、メタバースで注意を払うことの重要性を強調した。同氏は参加者に対し、インターネットを使用するときと同じレベルの警戒を払うよう促し、以下のように述べた。

「投資詐欺、システムへの不正アクセス、窃盗、性犯罪など、サイバースペースにおけるあらゆる犯罪がメタバースでも発生する可能性があります。」

同氏はさらに、分散化により資産盗難のリスクが高まる可能性があると説明している。

「Web3における仮想資産の分散化された性質により、エンドポイントデバイス、仮想資産ウォレット、スマートコントラクトを標的とするサイバー犯罪の可能性も高まる可能性があります。」

2023年第1四半期に香港で仮想資産犯罪の大幅な増加が報告されたことを受け、香港警察は、特に若い世代を対象としたテクノロジー犯罪教育の取り組みを強化する計画である。

2023年第1四半期に香港で仮想資産に関わる663件の事件が報告されたことが明らかになった。

これは総額5億7,000万ドルの損失となり、2022年第1四半期と比較して75%増加した。

「警察は引き続き、『サイバーディフェンダー・メタバース』プラットフォームを通じてさまざまなテーマに関する公教育の取り組みを組織し、情報技術の最新の進歩、潜在的な落とし穴、テクノロジー犯罪防止の重要性について十代の若者たちの意識を高めていきます。」

これは、中国東部の江蘇省の省都である南京が、全国でメタバースの研究開発を推進するために、5月22日に中国メタバース技術及びアプリケーションイノベーションプラットフォームを立ち上げたことに続くものである。

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この記事は「Hong Kong Police Force launches new metaverse platform, ‘CyberDefender’」を参考にしています。