世界最大の仮想通貨オプション取引所Deribitが、スポット取引分野に参入している。
今週、同社は、手数料ゼロのスポット取引所を開始することを発表した。この動きは、Binanceによる手数料ゼロのスポット取引キャンペーンが先月末に終了した後に行われている。
今回の発表について、Deribitの最高コマーシャル責任者を務めるLuuk Strijers氏は、「デリバティブ取引とスポット取引の両方を含むあらゆる取引機会をクライアントに提供できるようになった」と説明している。
Deribitはローンチ時に、BTC/USDC、ETH/USDC、ETH/BTCの3つのペアでスポット取引を提供する。Stijers氏によると、今後より多くの通貨がリストされ得るものの、手数料ゼロは長期的には続かない可能性が高いという。
Deribitは現在、仮想通貨オプション市場のリーダーであり、ビットコインとイーサリアム オプション取引の両方で建玉の90%以上のシェアを有している。
そんなDeribitは、スポット取引の開始により、より多くの小売ユーザーを引き付けることを計画しているようだ。
Stijers氏は、「デジタル資産スペースが進化し続けるにつれて、取引所はそれに沿って成長し、エコシステムが安全で透明性があり、準拠していることを保証する必要がある」との姿勢も強調しているところ、引き続き同社の動向に業界内外から注目が集まる。
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この記事は「Biggest bitcoin options exchange Deribit to launch zero-fee spot trading」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta