仮想通貨VCパンテラ・キャピタルのリキッド・トークン・ファンド、2022年に80%の打撃被る

仮想通貨に焦点を当てたVC企業パンテラ・キャピタルのリキッド・トーン・ファンドが、2022年に80%を失ったことが明らかになった
なお、このうち、FTX崩壊が生じた11月だけで23%近くの打撃を受けている。

リキッド・トークン・ファンドは「任意の時点で15-25の流動トークンに投資するマルチ戦略ビークル」であり、「主に分散型金融と隣接する資産に焦点を当てた裁量戦略によって推進されている」と説明されている。その運用資産額は1億9,800万ドル、ポートフォリオには13のトークンがある。

昨年の仮想通貨市場の動きに関連して、パンテラの共同最高投資責任者であるジョーイ・クルーグ氏は、以下のようにコメントしている。

「ファンドは春の終わりにポートフォリオの多くをアルトコインからイーサリアム(ETH)に移行し始めました。そのタイミングは、TerraのUSDTステーブルコインと姉妹コインlunaの崩壊と一致するでしょう。業界が大打撃を受けた11月のファンドの上位3銘柄はコスモスのATOM、チェーンリンクのLINK、オプティミズムのOPであり、ユニスワップのUNI、ソラナのSOL 、イーサが最下位でした。パンテラはソラナにポジションを持っていて、FTXのトラブルがニュースになった直後に売ることで、10ドル台に突入する前に手仕舞うことができました。」

昨年、仮想通貨市場の低迷に伴い、上述のFTXなど複数の業界大手企業が崩壊したことは記憶に新しい。一連の影響は多くの周辺企業に派生した。2023年に入り、ビットコインのほか、主要アルト市場は比較的強気にあるところ、引き続き各市場の動向に注意を払っていく必要がある。

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この記事は「Crypto-Focused VC Firm Pantera’s Liquid Token Fund Lost 80% in 2022」を参考にしています。