フィリピン証券規制当局、仮想通貨に関する規則草案についてパブリックコメントを求める

フィリピン証券取引委員会が、仮想通貨に関する規則の草案について、パブリックコメントを求めていることが明らかになった。

同委員会は、昨年5月にロドリゴ・R・ドゥテルテ前大統領によって承認された金融商品及びサービス消費者保護法に定められた規則を実施するための計画を発表。この法律は、個々の金融サービスや商品に特定の名称を付していないが、120日に発行された同委員会の施行規則草案では、証券の分類に「仮想通貨」が含まれているとして注目を集めている。

ここにいう「仮想通貨」について、当該草案では以下のように言及されている。

「証券には、トークン化された証券商品、又は、仮想通貨の基盤となる分散型台帳技術から主要な特性を抽象化して成長し、従来の金融セクターに適用される商品も含まれます。」

なお、証券取引委員会は、27日までパブリックコメントを受け付けているといい、この点については以下のように説明している。

「透明性、公正かつ健全な市場行為、及び金融消費者の公正で合理的かつ効果的な取り扱いの条件下で、金融商品及びサービスの消費者の利益を保護するための適切なメカニズムが整っていることを保証することが国の政策のひとつです。これは、世界的なベストプラクティスに沿って実施されるものです。」

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この記事は「Philippines Securities Regulator Seeks Comment on Draft Crypto Rules」を参考にしています。