ConsenSysがプライバシーポリシーを更新、「MetaMaskを介してIPアドレス及びイーサリアムアドレスデータ収集」に係る条項を追加

イーサリアムソフトウェアソリューションプロバイダConsenSysが、新たなプライバシーポリシーを更新した。


当該更新プログラムによると、MetaMaskを介してIP及びEthereumアドレスデータが収集されることとなるという。
より具体的には、「「Infura」を使用すると、トランザクションの送信時にIPアドレス及びイーサリアムウォレットアドレスが収集される」形となる。
なお、ここにいう「Infura」とは、イーサリアムネットワークに接続するアプリケーションを作成するためのツールスイートをいう。

世界最大級の人気の誇るイーサリアムウォレットであるInfura及びMetaMaskの背後に存する会社であるConsenSysの今回の動きには、多方面から注目が集まっている。

例えば、先日には、中国の業界アウトレットWu BlockchainがTwitterにてコメントを発表した。

まず、Wu Blockchainは、ConsenSys のプライバシーポリシー更新につき、以下のように概要を報告。

11 月23日にMetamask及びInfuraを含むプライバシーポリシーの更新を行いました。MetaMask で Infura をデフォルトの RPC プロバイダーとして使用すると、Infura はトランザクションを送信するときに IPアドレス及びイーサリアムウォレットアドレスを収集します。」

次にこれに加え、以下のようにも述べている。

「ただし、独自のイーサリアムノード又はサードパーティのRPCプロバイダをMetaMaskで使用している場合、Infura・MetaMaskのいずれも、IPアドレス又はイーサリアムウォレットアドレスを収集しません。」

トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!

>>オンラインサロンの詳細を見る >>Discordから入会する

この記事は「New ConsenSys Updates Collect IP and Ethereum Address Data via MetaMask」を参考にしています。