韓国釜山による仮想通貨企業との提携がブロックチェーンハブとしての地位確立に繋がるか

韓国の都市釜山のブロックチェーンに関連する取り組みに注目が集まっている。

釜山は、過去2ヶ月間で、BinanceやFTX、Houbiという3つの主要仮想通貨取引所と契約を締結し、国内初の地方自治体がサポートするデジタル資産取引所を創設することを目指している。

釜山市長のPark Heong-joon氏は、先月行われたBinanceとのパートナーシップ締結の際、「地域経済の新たな成長エンジンを構築し、グローバルなデジタル金融ハブにする」と述べた。さらに、今月初めにHoubiとのパートナーシップ締結の際には、同社が「釜山の強力な環境とデジタル金融のサポートについての言葉を広め、より多くのブロックチェーンの才能を私たちの都市に引き寄せることができるようになることを望んでいる」とも強調している。

釜山については、「より多くのブロックチェーン専門家を市内に参画させるための計画の一環として、市が税制上の優遇策を提案している」ともみられている。

世界的仮想通貨企業との関係性がより密接化する釜山

実際、昨今の釜山はブロックチェーンの新たな“ハブ”としての地位を確立しつつある。

先日には、Huobiが、「1,500人のブロックチェーン専門家を釜山に派遣する」と述べているほか、BinanceやFTXは、「テクノロジーとインフラストラクチャの分野で釜山の取引所を確立するのに役立つ」などの見方を明かしている。
また、Huobiは、10月27日に開始される「Busan Blockchain Week 2022」の主要スポンサーになることも決定した。

世界的な仮想通貨企業と立て続けにパートナーシップを締結することにより、次世代のブロックチェーンリーダーとしての動きを加速させる釜山。今後もその取り組みは加速する可能性が高いところ、引き続き注目しておく必要がありそうだ。

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この記事は「Here’s why South Korea’s Busan with over 3 million residents may be next blockchain Mecca」を参考にしています。