昨月末、世界最大級の仮想通貨ATMオペレーターであるBitcoin Depotにつき、特別目的買収会社(SPAC)の合併取引を通じて10 億ドルの評価額で上場する計画が明らかになった。
当該取引に関して、同社のCEOを務めるBrandon Mintz氏がインタビューに対応。「今回のSPAC合併は、Bitcoin Depotがセクターを引き継ぐだけでなく、仮想通貨業界全体を統合することになる」と強気な姿勢をのぞかせた。
さらに同氏は、「Bitcoin Depot が競合他社の一部を買収することで、株式公開企業であることから得られる勢いを増すつもりである」との旨を説明。この合併は、仮想通貨業界で最も重要な M&A のひとつになると、同氏は見ているようだ。
「これは業界を統合することを意味し、我々はその最初の企業のひとつになることを可能にするでしょう。(中略)これまでのところ、この分野で重要なM&A活動は実施されていません。」
Bitcoin Depotは、現在米国内全体のうち約20%の仮想通貨ATMを運用している。国内第2位のシェアを誇るCoin Cloudに約1,500台もの差をつけている。
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この記事は「Is US Bitcoin ATM Operator Going Public With $1 Billion Valuation a Loser?」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta