中国当局が仮想通貨関連活動の規制厳格化

中国のサイバースペース管理局 (CAC)が、仮想通貨に関連する国内のSNSアカウント及びwebサイトを閉鎖したことを報告した。

今回同局によって閉鎖されたSNSアカウントは、仮想通貨への投資を推奨する内容の投稿を行なっているものが対象で、その数は合計約 13,000 にアカウントのぼる。これにより、関連する 51,000 件の投稿が削除された。
また、仮想通貨関連の情報を提供する105のWebサイトも同時に閉鎖されている。

今回のCACによる一連の動きは、「中国共産党の決定を強制するための措置の一環である」といい、SNSユーザーから寄せられた情報などをもとに仮想通貨に関連するアカウントを特定したとされている。
CACは、今後も「引き続き他の当局と協力して、仮想通貨に関連する違法な金融活動を抑圧する」と警告している。

中国による仮想通貨取引・マイニングの大規模な取り締まり

昨年9月、中国では仮想通貨取引及びマイニング行為を禁止する旨の決定がなされた。

その後、昨年から今年にかけて大規模な取り締まりが行われたが、国内の多くの仮想通貨マイナーは"地下に潜った"とみられており、中国は依然としてマイニング領域において世界第2位にランクインしているほか、マイニングハッシュレートは21%に達している。

他方で、中国に拠点を置く一部の Web3.0企業は、規制の不確実性や中国で繰り返されるロックダウンを理由に、東南アジアを中心とする国外に拠点を移す動きが続いていた。

トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!

>>オンラインサロンの詳細を見る >>Discordから入会する

この記事は「Crypto market turns green reaching a 1-month high market capitalisation」を参考にしています。