デジタル資産運用会社CoinSharesが、仮想通貨投資商品の資金流入の調査を発表している
同社によると、先週までの5週間で合計5.3億ドル(約697.8億円)の資金流入があったとのことだ。

仮想通貨投資商品への資金流入が続く

CoinSharesが仮想通貨投資商品への堅調な資金流入を報告している。
市場への資金流入の増加はこれまでの売りが続いている状況にもかかわらず、投資家が依然として仮想通貨を支持していることを示唆している。
同社が8月1日に発表したデータによると、7月最終週の仮想通貨投資商品へ資金流入額はの8100万ドル(約106.6億円)を記録したとのことだ。
これにより、直近5週間の合計流入額は5.3億ドル(約697.8億円)となり、7月だけでも4.74億ドル(約624億円)に達している。
6月は4.81億ドル(約633.2億円)の流出を記録していたため、仮想通貨への投資がいかに回復しているかが顕著に表れる結果となった。


(出典元:CoinShares)
この資金流入はビットコインを筆頭に回復を見せており、アルトコインではイーサリアムやソラナ、ポルカドットなどへの資金流入が続いているようだ。
先週の資産流入を地域別に見ると、米国とカナダからの流入がそれぞれ1500万ドル(約19.7億円)、6700万ドル(約88.2億円)となり、北米からの流入が大半を占めた。
一方でブラジルとスウェーデンはいずれも若干の資金流出となっている。

7月の仮想通貨市場は、ビットコインとイーサリアムが牽引して持ち直す動きを見せており、ビットコインは6月から2万ドルを割り込む展開が続いていたが、7月の上昇でこの節目を突破して堅調な動きとなっている。
また、イーサリアムは、ブロックチェーンをプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行させるアップグレードに関する情報を発表し、一時急騰する場面を見せている。

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この記事はFinbold.comの「Inflows into crypto investment products continues to pour for the 5th consecutive week」を参考にして作られています。