ビットコインを法定通貨とするエルサルバドルの大統領は、下げが続くビットコイン市場について「大いに伸びる」と楽観視。

「忍耐が重要だ」と、投資家たちにアドバイスを送った。

ビットコインは安全な投資 下げ相場の後は大いに成長する

エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は、下げ相場が続くビットコインに対し、Twitterで自身の考えを語った。

ビットコインの市場価格を心配したり、不安に思ったりしている人が見受けられる。私からのアドバイス:グラフを見るのはやめて、人生を楽しもう。ビットコインに投資したのなら、その投資は安全で、下げ相場の後は大いに伸びるだろう。忍耐が重要だ。

世界で初めてビットコインを法定通貨として認めたエルサルバドルは、現在までに2300BTC以上を購入している。

ビットコインの価格が急落したことで、エルサルバドルのビットコイン投資は価値の50%にあたる5000万ドル(約67.4億円)以上を失ったとも報じられており、多くの人がエルサルバドル財政の健全性について懸念を示している。

アレハンドロ・ゼラヤ財務相は先週、「財政リスクは極めて小さい」としてこうした懸念を退けた。

ビットコインを理由にエルサルバドルの財政リスクが間違いなく高いと言われたら、笑うことしかできないだろう。

米マイクロストラテジーCEOのマイケル・セイラー氏や、スカイブリッジ・キャピタル創業者のアンソニー・スカラムーチ氏など、ブケレ大統領と同様、ビットコインを楽観視する者は多い。

ただ一方で、ビットコインの先行きに楽観的ではいられないとする者も少なくない。

ダブルラインキャピタルのCEOジェフリー・ガンドラック氏は、ビットコインの価格が1万ドル(約135万円)に下がってもまったく驚かないと述べている。投資家のジム・クレイマー氏は、ビットコインが1万2000ドル(約162万円)まで下がると予想。グッゲンハイム・パートナーズCIOスコット・マイナード氏は、8000ドル(約108万円)にまで急落する可能性もあると語っている。

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