エルサルバドル、約27%の人々がビットコインを信頼できておらず

エルサルバドルのセントロアメリカナホセシメオンカニャス大学(以下「UCA」という。)が、国民1,298人を対象に実施したビットコインに関する調査結果を報告した。

同報告によると、エルサルバドルの人口のうち約27%の人々が未だビットコインを信頼していないとの結果が明らかになったという。他方、ビットコインを完全に信頼していると解答したのは全体の14.1%に止まった。

また、同大学は、エルサルバドル政府がビットコインに関する支出を増大化させている点についても、国民がどのような見解を抱いているかを調査。
これによれば、10人に6人が「政府がビットコインを購入することや、国内でのビットコイン活用を推進するために7,000万ドル以上の公的資金を費やすことに反対している」ことが明らかになったという。反対者の多くは、「国内でのビットコイン使用は国民の自主性に委ねるべきであり、義務化するべきではない」と指摘したという。

昨年、ビットコインの法定通貨化へと踏み切ったエルサルバドルだが、今回の調査により、国民の多くは未だ完全には信頼することができていないとの結果が明らかとなった。同国のビットコインに関する取り組みには、世界中から注目が集まるところ、引き続き同政府の動向を注視していきたい。

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Only 27% of El Salvador’s population trusts Bitcoin, study reveals<を参考にしています。/span>