ジャマイカ中央銀行がCBDCの試験運用を完了発表

ジャマイカ銀行(BOJ)が、CBDCの試験運用を終了したことを明らかにした。この報告は、2021年5月に開始された8カ月間の試験運用の完了を受けたものとなる。また、この報告において試験運用に参加したのは1機関だけであったことも伝えられた。

CBDCの試験運用の範囲は、予定された期間内に参加する用意があることを示したウォレットプロバイダーに限定されました。ナショナル・コマーシャル・バンク(NCB)は、サンドボックスでの経験をもとに、CBDCソリューションを使って提供されるサービスの範囲をテストするために参加しました。

この声明では、パイロット・プロジェクトの成功は「CBDCとそれに付随するテクノロジー・ソリューションがジャマイカでうまく導入できるかどうかにかかっている」とも説明されている。

声明によると、試験段階において”2億3,000万ドル相当のCBDCを預金取扱機関および公認支払サービス業者へ発行”、”約500万ドル相当のCBDCをNCBへ発行”などが行われたとのことだ。

一方、この声明では、CBDCの全国展開が2022年の第1四半期に開始される予定であることが明らかにされている。この期間中、試験段階に参加した唯一の公認決済サービス業者であるNCBは"既存顧客と新規顧客のオンボーディングを継続する"とのことだ。

また、この期間中に、参加した様々なウォレットプロバイダーの顧客間の取引の相互運用性を判断するためのテストも実施されると声明は付け加えている。

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この記事は、Bitcoin.comの「Jamaican Central Bank Says It Has 'Successfully Completed CBDC Pilot'」を参考にして作成されています。