欧州中央銀行(ECB)が、新設されるデジタルユーロ市場諮問グループについて30人のメンバーを任命した。
各メンバーは、CBDCであるデジタルユーロに関する提案について必要な助言を行っていく。
欧州中央銀行(ECB)が、「デジタルユーロ市場諮問グループ」の任命を発表した。
ECBは初夏にこのグループへの参加希望者を募っていたが、その結果として今回30名の上級ビジネス専門家が選出された。選ばれたのはBBVA、ドイツ銀行、Société Générale、European Payments Council、Stripeなどヨーロッパの有名な銀行・経済機関のメンバーであると伝えられている。また、デジタルユーロの設計段階から関与していたことを明らかにしたNexi GroupのRoberto Catanzaro氏も評議会の一員として参加している。
このグループは、来月から少なくとも四半期ごとに会議を開催する予定であると伝えられた。ECB理事のFabioPanetta氏は次のように語っている。
民間企業から多くの質の高い専門家がデジタルユーロのプロジェクトに貢献してくれることを嬉しく思います。彼らの専門知識は、調査段階において、デジタルユーロに対するユーザーや販売者の意見を統合するのに役立ちます。
アドバイザリーグループの30人のメンバーは、各提案についてECBに助言し、ユーロ圏のさまざまな部門のニーズを解決するための提案する役割を担う。
9月にChristine Lagarde会長が発表した内容によると、現在デジタルユーロは調査段階にあるのとことだ。調査完了までには2年かかると伝えられているが、この段階が終了してデジタル通貨に対する明確な需要がある場合にのみ、プロジェクトは開発段階に入っていく。
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この記事は、Bitcoin.comの「ECB Appoints Advisory Group for Digital Euro Project」を参考にして作成されています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Takahashi