スペイン銀行が国内仮想通貨サービスプロバイダーの登録制度を開始

スペイン銀行が、国内の仮想資産サービスプロバイダー(VASP)の登録制度を開始し、その範囲と登録すべき企業や個人の種類を明らかにした。スペイン銀行による声明によると、スペイン国内でサービスを提供しているすべてのプラットフォームは、スペイン国内に所在しないものも含めて登録しなければならないとのことだ。

またスペイン銀行は、企業はインターネット経由でのみ登録でき、個人はスペイン銀行の登記所に出向いて必要な書類を提出することができると規定している。

登録をせずに業務を継続した企業や個人に対しては、厳しい罰則が設けられている。この登録を逃れた場合の罰則は、15万ユーロから始まり、最大で1,000万ユーロに達する可能性もある。また、スペイン金融情報局への登録を怠った場合の罰則は、6万ユーロから最高500万ユーロまでとなっている。

VASPは当初、今月末までに登録する必要があったが、スペイン銀行は登録プロセスを説明する文書の公開を遅らせ、誰が申請する必要があるかを明確にした。すでに他のAML対策に準拠している場合でも、仮想通貨関連サービスを提供するためには再度登録する必要がある。

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この記事は、Bitcoin.comの「Bank of Spain Opens Mandatory Registry for VASPs」を参考にして作成されています。