キューバは、仮想通貨が合法的な決済手段となる

キューバの中央銀行であるBancoCentral de Cuba(BCC)は、ビットコインのような仮想通貨を承認する決議215号を発行。ビットコインおよびその他の仮想通貨は、キューバでの商取引および投資に使用できるようになった。

決議215号には、キューバで活動する仮想通貨取引所やその他の仮想資産サービスプロバイダーに対するライセンス制度の規定が含まれている。

キューバでの仮想通貨資産の使用を合法化したにもかかわらず、BCCは仮想通貨に関連するリスクについて警告している。BCCによると、仮想通貨は国内の銀行システムの外で運営されているが、仮想通貨の使用は重大な金融政策リスクと金融安定性の懸念をもたらすという。BCCは、悪意のある人物が、違法取引のために仮想取引の認識された匿名性を利用する可能性があることを警告した。

仮想通貨を合法化したことにより、キューバの国民は米国の禁輸措置にもかかわらず、海外からのより簡単な送金フローを享受し始める可能性がある。キューバでは、ここ数年、仮想通貨に対する関心が高まっており、同国の多くの人々にとって仮想通貨は経済的自由の可能性と結びついている。

世界中で仮想通貨を合法化する動きが盛んになっている仮想通貨業界。世界全体の動向ととも合法化する国が増えていくことだろう。だが一方で、悪意のある人物による違法取引や不正利用の対策も重要な要素となる。これからも、仮想通貨の合法化の動向と不正利用対策の対応について注目していきたい。

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この記事はCOINTELEGRAPH「Cuba's cryptocurrency regulations take effect」を参考にして作成されています。