Coinbaseは「2028年および2031年に満期を迎える社債」発行計画を発表

世界的な仮想通貨取引所であるCoinbaseは、社債を発行して15億ドル(約1.650億円)分の資金調達を計画していることを発表した。Coinbaseは米国Nasdaqに上場する取引所であり、現在全世界に急速に規模を拡大している。

Coinbaseは、今回の計画の概要を以下の通り発表した。

市場の状況やその他の要因に応じて、2028年および2031年に満期を迎えるシニア債(=3分類したリスクの中で、もっともリスクの低い債券)総額15億ドル(約1.650億円)分の社債を、投資家向けに発行する意志があります。

計画の詳細については、以下の通り発表している。

社債については、「Coinbaseが完全かつ無条件に保証する」「各社債の金利、償還条項、その他の条件は、Coinbaseと最初の購入者との交渉により決定される」これらの条件によって取り決めされることになります。
今回の募集によって集まった資金は、一般的な事業活動に用いることを予定しています。これには製品開発への継続的な投資の他、Coinbaseが将来的に関与する企業、製品、または技術への投資、または買収が含まれる可能性があります。

同社は、資金の使い道は事業拡大と設備投資のために用いると主張している。

一方で、懸念材料もある。Coinbaseは現在SEC(米国証券取引委員会)から訴訟を起こすと警告されている。9月8日、同社はレンディング商品に関してSECからWells Notice(執行措置の計画を立てているときに送る通知)を受け取ったことを明らかにした。SECは同社を訴える意向を示しているものの、CoinbaseのCEOは「SECからは何の説明もなかった」として、これを退けている。

今後、Coinbaseの社債調達計画とSECとの争いに注目が集まる。

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この記事は、news.bitcoin.comの「 16 hours ago Crypto Exchange Coinbase Unveils Plan to Raise $1.5 Billion by Selling Bonds」を参考にして作成されています。