米国大手でセキュリティに強い取引所「Coinbase」が日本でも同等のサービスを展開すると発表

米国最大の仮想通貨取引所である「Coinbase」は、日本での事業を開始したことを報告書を通じて発表した。米国で強いセキュリティ性を保つことを誇る同取引所は、日本でも同等の基準を目指すこと明らかにした。加えて、4,000万人の顧客にサービスを提供する日本最大級の銀行「三菱UFJフィナンシャル・グループ」(以後、MUFG)との提携を行なったことを報告している。

CoinbaseはMUFGとの提携により、日本のお客様が当社のプラットフォームに迅速にアクセスし、取引所で仮想通貨取引を開始できるようになります。

Coinbaseは米国では最大級の規模を誇る仮想通貨取引所である。同社2021年第2四半期の総売上高は223000万ドル(約2,453億円)に達し、3カ月間で161000万ドル(約1,771億円)の純利益を上げた。これは2020年の同四半期から4,900%の成長であり、非常に良好なビジネスを展開していることを示している。

Coinbaseにとって日本は、仮想通貨の受け入れ、規制、さらには合法化をいち早く実施した国であり、仮想通貨市場で世界のリーダーであると感じているようだ。今回の提携はCoinbaseにとって重要なポイントになると見られる。

Coinbaseの海外展開は、日本だけにとどまらない。同取引所は、仮想通貨に関する規制が曖昧で政府に好意的に受け入れられていないインドでも成功をしている。法規制に対する対応が優れていることを売りにし、世界的な勢力になろうとする姿勢が感じ取れる。

報告書では、長期的には仮想通貨がさらに普及すると推測されるため、同社はより多くの取引を処理できるよう、サービスを拡大する準備をしているとしている。

現在、仮想通貨に敏感な人々が利用しているDeFiなどの製品は、近いうちにより多くの顧客が利用するようになり、その後すぐに機関が参入すると考えています。Coinbaseは将来に目を向けており、世界の経済的な自由を高めるため、次世代の製品を提供するための投資をしています。

同社は仮想通貨業界の継続的な成長のため、2021年の収入の1215%を販売およびマーケティングに費やす意向であると述べた。日本大手の銀行グループMUFGと組んだCoinbaseは、どのようなシナジー効果を発揮して日本市場に展開するのか、今後に注目が集まる。

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この記事は、zycrypto.comの「Crypto Exchange Coinbase Launches In Japan, Taps Mitsubishi UFJ Financial Group For Support」を参考にして作成されています。