金融技術アナリストのリチャードエイドリアン氏が、仮想通貨リップルは1,000ドル(約11万円)になるかという見解を表明した。
リチャードエイドリアン氏は、リップルが1000ドル(約11万円)に到達するにはかなり時間がかかるとしている。
リチャードエイドリアン氏は、リップルの方向性を説明し1,000ドル(約11万円)が現実になるかについて、以下のような見解を示した。
あらゆる仮想通貨の価格は、時価総額の大きさに連動しています。1,000ドル(約11万円)という目標の3分の1は、300ドル(約3万3,000円)から350ドル(約3万8,500円)の間のどこかにあります。リップルの時価総額は、581億ドル(約6兆3,900億円)です。リップルが1000ドル(約11万円)の3分の1を達成するには、少なくとも13兆2,000億ドル(約1,452兆円)の時価総額が必要となります。リップルが100ドル(約1万1,000円)になるには、4兆4,000億ドル(約484兆円)の時価総額が必要です。仮想通貨市場のリーダーであるビットコインの評価額は9,170億ドル(約100兆8,700億円)。リップルが350ドル(約3万8,500円)に到達するには、ビットコインの約13倍の規模にならなければならないので、可能性は低くなります。
リップルは、財務状況や業績をもとに分析したファンダメンタルズ分析では、日々のリターンの標準偏差が11.5%であることがわかった。
リップルは、1日の取引量が過去最高となり、総時価総額は581億2900万ドル(約6兆9,400億円)にのぼる。
リップルの価格は、2021年第1四半期と第2四半期の6ヶ月間で22.6億ドル(約2,486億円)から44.9億ドル(約4,939億円)へと倍増している。
リップルは、あらゆる仮想通貨のチャートで記録された中で最高の出来高を記録した。
あらゆる仮想通貨が相互に影響を受けながら進化している仮想通貨市場。業界全体の発展とともに通貨の価格も上昇していくことだろう。だが一方で、金融技術の発展によるそれぞれの仮想通貨の立ち位置も重要な要素となる。これからも、仮想通貨市場の発展と金融技術との関連について注目していきたい。
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この記事は、Cryptopolitan「Opinion | Ripple Fundamental Analysis: Will Ripple hit $1000 in the long term?」を参考にして作成されています。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner