仮想通貨史上最大級の6億ドル(約660億円)の被害が出た、DeFi(分散型金融)のプロジェクトPoly Networkへのハッキング事件は、解決の方向に向かっているようだ。現在、被害者の「Poly Network」と加害者である「White Hat」は連絡を取り合い、盗んだ仮想通貨の一部はすでに返還されたと報告されている。
「ハッカーはBSCのPolyに1億2000万ドルを返しました」
The hacker just returned $120M to Poly on BSChttps://t.co/Zci9nfrV3U pic.twitter.com/KQVwOWwgOW
— harry.eth (@sniko_) August 11, 2021
「673,000ドル/14BTC(renBTC)が移動中!」
$673k/14 BTC (renBTC) on the move!
— harry.eth (@sniko_) August 11, 2021
0xd916036ed3f4fd356e32faf7a0849834e54d7555383c372058226cb32705916b pic.twitter.com/HNVP9WxylC
被害者のPoly Networkは、盗まれた資産のうち3億4200万ドル(372億円)が返還されたと報告した。残りの失われた資金は、イーサリアムネットワーク上で2億6800万ドルの価値があり、現在は「返還に必要な最終的な鍵を受け取るため」にWhite Hatと連絡を取っているようだ。
White HatはPoly Networkへの返還を行う中で、インタビューにも答えている。
DeFiプロジェクトのPoly Networkへの攻撃を "遊びで" 実行しました。そして今 「クロスチェーンハッキング」が熱いです。
クロスチェーンとは異なるブロックチェーン同士をまたぐことを指し、DeFi(分散型金融)でよく使われる技術だ。DeFi関連のプロジェクトが立ち上がる中で、運営側は盤石なセキュリティ体制を整えることが必要となる。
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この記事は、dailyhodl.comの「Hacker Claims $600 Million in Stolen Crypto Will Be Returned, Poly Network Says Final Key Must Be Turned Over」を参考にして作成されています。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner