JPモルガンはCEOの反仮想通貨方針の中で、仮想通貨ファンド6つへの投資を提供

CNBCは、JPモルガン・チェースはウェルスマネジメント(富裕層向けの資産運用業務)の顧客向けに、6つの仮想通貨ファンドへの投資を提供していると報じた。この情報は、JPモルガンの内情を知る人物より告白があったと見られる。

JPモルガン・チェースのCEOであるJamie Dimon氏は「仮想通貨は関心がなく、近づくことはない」と主張してきた。今回の告白は、その主張に反した内容となっている。

告白者によると、JPモルガン・チェースは先月5つの仮想通貨ファンドへの投資を顧客に提供し始めた。5つのファンドは、Grayscale Investmentsの商品である「ビットコイン・トラスト」「ビットコイン・キャッシュ・トラスト」「イーサリアム・トラスト」「イーサリアム・クラシック・トラスト」と、Osprey Fundsの商品「ビットコイン・トラスト」である。ここに、New York Digital Investment Group (NYDIG)によるファンドが8月5日に加わったようだ。

CNBCは、CEOの意向に反する報告のため、仮想通貨投資の提供を語った情報源については公開を拒否している。

Jamie Dimon氏は、かねてよりビットコインに否定的な立場を取ってきた。以前、JPモルガンが仮想通貨投資を提供する準備をしていたときに「我々は近づかない」と助言を行った。現在はビットコインに関心がないとの姿勢を取りながらも、顧客が興味を持っていることは認めている。

今後Jamie Dimon氏の発言とJPモルガン・チェースの動向に注目が集まる。

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この記事は、news.bitcoin.comの「JPMorgan Quietly Offers 6 Crypto Investments Despite CEO Jamie Dimon's Anti-Bitcoin Stance」を参考にして作成されています。